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心臓血管外科 心臓血管外科

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診療内容

狭心症や心筋梗塞に対する冠動脈バイパス術、心臓の弁の逆流や狭窄が高度な心臓弁膜症に対する弁形成術や弁置換術、そして、胸部・腹部大動脈瘤、末梢動脈閉塞症に対する手術などを積極的に行っており、良好な手術成績を上げています。なかでも、冠動脈バイパス術は、多くの症例でオフポンプ心拍動下に行われています。
さらに、動脈疾患だけに限らず、静脈疾患である下肢静脈瘤に対しての治療も行っております。

「下肢がだるい」や「下肢にぷっくら膨らんだ血管があるみたい」という方は、ぜひ一度受診してみてください。

腹部大動脈瘤 ステントグラフト治療 腹部大動脈瘤 ステントグラフト治療

腹部大動脈瘤は破裂した場合90%(※1)の確率で死にいたる致死的疾患です。しかし現在では動脈瘤が破裂する前に手術を受ければ救命することが可能になってきています。
手術の方法としては従来の開腹手術に加え、2007年4月から第2の治療法として「ステントグラフト治療」が、欧米から約10年遅れてわが国にも導入されました。
ステントグラフトによる治療は、鼠蹊部の小切開のみで、手術時間も短いのが特徴です。
ステントグラフトは,人工血管にステントといわれるバネ状の金属を取り付けた新型の人工血管で、これを圧縮して細いカテーテルの中に収納して使用します。
脚の付け根を4~5cm切開して動脈内にカテーテルを挿入し、動脈瘤のある部位まで運んだところで収納したステントグラフトを放出します。
胸部や腹部を切開する必要はありません。麻酔は、全身麻酔と局所麻酔を選択できます。
局所麻酔の場合には、その日のうちに食事が摂ることが可能です。退院までの日数は当院の患者さんの平均で約4~8日となっており、早期に平常の生活に復帰することが可能です。
ステントグラフトによる治療は、日本では厳しい制限が設けられており、日本ステントグラフト実施基準管理委員会が認定した実施医と施設基準が必要です。
当院ではその認定により診療を進めております。
腹部大動脈瘤 ステントグラフト治療
腹部大動脈瘤 ステントグラフト治療
胸腹部大動脈瘤 ステントグラフト治療
胸腹部大動脈瘤 ステントグラフト治療 ステントグラフト治療

下肢大動脈瘤

血管の病気で最も頻度が高く、軽度のものを含めると成人女性の43~60%に認められます。静脈には血液を重力に逆らって心臓に戻すための逆流防止弁があります。 この静脈弁が障害されると血液の逆流が起きて、静脈圧が高くなり、静脈が拡張して本症が発症します。静脈弁の障害(弁不全)は、生まれつき静脈弁が脆弱なことに加えて、妊娠、出産、立ち仕事、加齢などの誘因が加わり生じます。 また、深部静脈血栓症や先天性静脈形成異常などにより起こる場合もあります。
症状
だるい、痛い、むくみなどがよくみられ、足がつる、いわゆる「こむら返り」もしばしば認められます。自覚症状がなく美容上の問題を主訴とする場合も少なくありません。
重症例では皮膚が障害され皮膚炎、湿疹、色素沈着、潰瘍などが観察されます。
また、静脈瘤にそって痛みを伴う発赤と腫瘤を形成する血栓性静脈炎も併発します。
診断
超音波ドプラ法、脈波法、CTスキャンなどの検査により、下肢静脈の逆流の部位、程度、範囲を診断します。
●下肢静脈瘤治療
治療静脈瘤の程度や形により、手術(ストリッピング術、静脈切除術)、ラジオ波あるいはレーザーによる血管内治療、硬化療法などが選択されます。
静脈瘤は良性の疾患なので、手術により合併症が生じることは絶対避けなければなりません。
当院の担当医は年間約240例以上の静脈瘤治療を実施しておりますが、合併症を生じたことはありません。また、治療はすべて局所麻酔の外来手術ですので、手術当日に歩いて帰ることが可能です。
●ラジオ波 (高周波)焼灼術
平成26年6月より健康保険が適用となった治療法です。静脈に細い管(カテーテル)を入れて内側から静脈を焼いて閉塞させる方法です。
特 徴
  • ・治療時間は約30分で終了します。
  • ・手術は局所麻酔で行われ、術後歩いて帰れます(外来手術)。
  • ・ほとんど手術傷がありません。傷口はカテーテルを挿入するための小さな開口部のみです。当院では東京慈恵会医科大の大木隆生教授が開発された銀座鉗子の使用と、Staplesによる皮膚閉鎖等、より効率的で審美的にも優れた方法を採用しています。
  • ・レーザー治療と比べ、静脈の閉塞成功率が高く、術後の痛みや炎症、内出血などが少ないとされています。
  • ・下肢静脈瘤の治療として欧米で多く実施されている治療法の一つです。
血管内焼灼用高周波(ラジオ波)治療機器(COVIDIEN社製)
血管内焼灼用高周波(ラジオ波)治療機器
(COVIDIEN社製)
●血管内レーザー焼灼術
太さ1ミリのレーザーファイバーにより、静脈瘤を血管の中から焼き、消失させる治療です。
特 徴
  • ・治療時間は約30分で終了します。
  • ・手術は局所麻酔で行われ、術後歩いて帰れます(外来手術)。
  • ・ほとんど手術傷がありません。
  • ・保険適応です。
  • ・最新のレーザー装置*(平成26年12月現在)により、静脈瘤治療専門医が施行します。
レーザー装置*
■ELVeSレーザーはドイツCeramOptec 社が開発した静脈瘤治療専用の日本で初めて承認されたレーザー装置です。
レーザー治療 静脈瘤 症例1 レーザー治療 静脈瘤 症例1
レーザー治療 静脈瘤+色素沈着 症例2 レーザー治療 静脈瘤+色素沈着 症例2
(※1)「大動脈瘤・大動脈解離診療ガイドライン(2011年改訂版)」 p17

臨床実績

【平成28年(H.28.1~H.28.12月)
 心臓血管外科手術症例】
症例内容 症例数
冠動脈バイパス術
(うちオフポンプ 17例)
48例
弁膜症手術 42例
大血管手術 62例
末梢血管手術 297例
その他 137例

診療時間・担当医表

診療時間及び担当医表は、外来担当医表をご覧ください。

担当医のご紹介

名前 三井 秀也(ミツイ ヒデヤ) 三井 秀也(ミツイ ヒデヤ)
役職 主任部長
専門分野 血管外科
専門医etc 日本外科学会指導医、専門医
日本心臓血管外科学会専門医、修練指導医
日本ステントグラフト実施基準管理委員会腹部ステントグラフト指導医
下肢静脈瘤血管内レーザー治療指導医
日本脈管学会認定脈管専門医、評議員
日本血管外科学会評議員
日本静脈学会評議員
日本褥瘡学会在宅褥瘡予防・管理師(医師)
医学博士
厚生労働省認定卒後臨床研修指導医
名前 田内 祐也(タウチ ユウヤ) 田内 祐也(タウチ ユウヤ)
役職 医長
専門分野 心臓血管外科一般
専門医etc 日本外科学会専門医
日本心臓血管外科学会専門医
日本脈管学会認定脈管専門医
日本ステントグラフト実施基準管理委員会胸部ステントグラフト指導医
日本ステントグラフト実施基準管理委員会腹部ステントグラフト指導医
下肢静脈瘤血管内レーザー治療指導医
厚生労働省認定卒後臨床研修指導医
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