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社会医療法人三栄会 ツカザキ病院 基幹型臨床研修病院社会医療法人三栄会 ツカザキ病院 基幹型臨床研修病院

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Top > 診療のご案内 > 眼科 > 加齢黄斑変性について > 加齢黄斑変性について3
  • 疾患説明シリーズ Part1 緑内障について
  • 疾患説明シリーズ Part2 網膜前膜について
  • 疾患説明シリーズ Part3 流涙について
  • 疾患説明シリーズ Part4 加齢黄斑変性について
  • 疾患説明シリーズ Part5 多焦点眼内レンズと乱視用眼内レンズ
  • 疾患説明シリーズ Part6 網膜血管閉塞疾患について
  • 疾患説明シリーズ Part7 円錐角膜について
  • 疾患説明シリーズ Part8 糖尿病網膜症について
  • 疾患説明シリーズ Part9 強度近視眼底
  • 疾患説明シリーズ Part10 網膜色素変性症について
  • 疾患説明シリーズ Part11 飛蚊症と網膜剥離
  • 疾患説明シリーズ Part12 角膜疾患
  • 疾患説明シリーズ Part13 斜視について
  • 疾患説明シリーズ Part14 ドライアイについて
  • 疾患説明シリーズ Part15 黄斑円孔について
  • 疾患説明シリーズ Part16 ぶどう膜炎について
  • 疾患説明シリーズ Part17 眼瞼疾患について
  • 疾患説明シリーズ Part18 ロービジョンについて
  • 疾患説明シリーズ Part19 眼圧、緑内障、視野検査について
  • 疾患説明シリーズ Part20 色覚異常について
  • 疾患説明シリーズ Part21 弱視、およびその治療
  • 疾患説明シリーズ Part22 硝子体注射について

ツカザキ病院眼科 疾患説明シリーズ Part4 加齢黄斑変性について ツカザキ病院眼科 疾患説明シリーズ Part4 加齢黄斑変性について

李朝

  • 田淵
    加齢黄斑変性を片眼に発症している場合は、大丈夫な方の眼についてはどう考えておけばよいのでしょうか?
    松葉
    3~4割の方は両目に発症する危険性があります。片目は問題なくても徐々に進行していく場合があるので、定期的に検査を行う必要があります。
  • 田淵
    症状が出てなくて大丈夫だと思う方の眼についても経過観察が必要であるという事は重要ですね。
    それにしてもこの疾患はなかなかに、複雑で丁寧な診療が必要ですね。
    それに診療設備が揃ってないとできない医療ですね。
    松葉
    加齢黄斑変性は病型や病態によって治療方法や予後がかわります。当然ながら正確な診断が必要ですし、迅速な対応も不可欠です。治療においても、硝子体注射よりもPDTの方が効果的な場合や、注射治療だけでは効果が得られにくい場合もがあります。
    おっしゃるとおり、診断も治療も詳細な検査の上で成り立ちますから、最新の医療を継続的に行うためには診療機器を最新のものに更新し続けることが必要で、さらに迅速な対応のためにはスタッフを数多く抱えておくことも同時に必要になりますので、この疾患に対する医療は集約型と呼ばれる高密度医療体制が前提だと思います。
  • [ツカザキ病院眼科・眼底検査室と視能訓練士(CO)の皆さん]
    当科ではフルスペック眼底カメラ(TRC-50DX)と検査目的の異なる3種類のOCT(3D-OCT2000、DRI-OCT-1、スペクトラリス)を中心として、HRA2、MAIA、LSFG-NAVI、F10、Optos等の診断装置を症例に応じて使い分けて加齢黄斑変性の診療を行っています。これら全ての検査の正当性は国家資格である視能訓練士(CO,Certified Orthoptist)が行う事で初めて生まれます。当科には現在36名の常勤COが在籍し松葉医師と共に診療の質の向上と新しい知見の獲得のための臨床研究に努めています。
  • 田淵
    長い間通院を続けないといけない病気である事は間違いないと思うのですが、
    そのあたりについて先生のお考えをお聞かせ下さい。
    松葉
    残念ながら加齢黄斑変性は現時点で根治できる病気ではありません。しかし、正確に診断し、適切な時期に最適の治療を行えば、現状を維持することが可能です。
    また、治療効果が得られず失明に近い状態になっても、経過観察が必要でなくなることはありません。ツカザキ病院眼科ではローヴィジョン外来を受診していただき、日常生活での質の向上を考えています。
  • 田淵
    注射治療には費用がかかりますよね。
    松葉
    抗VEGF剤硝子体注射や光線力学的療法は保険適応がありますが、どちらも薬剤が高額です。特に硝子体注射は作用が1~1.5ヶ月程度で、病状次第では複数回の追加治療が必要となるため、自己負担額が大きくなります。
  • 田淵
    治療の質を落とさない事を大前提として、いろいろと新しい取り組みによって
    治療費を少しでも低くするという努力が行われている訳ですね。
    松葉
    注射治療は生活制限が少なく、合併症も起こりにくいので簡便に思われがちですが、治療費の高騰や受診回数など様々な負担を患者さんに強いることになります。漫然と注射回数が増えれば合併症の危険性も増えますし、VEGFの作用を遮ることで網膜が傷んでくる危険性もあります。場合によっては薬剤変更やPDTを併用するなど、現存の治療方法を有効利用する必要があります。
  • 田淵
    ツカザキ病院眼科は、臨床研究を大事な業務としている訳ですが、その意義をお聞かせ下さい。
    松葉
    臨床において重要なことは、現存の治療方法の中で最適なものを患者さんに提供し、最善の結果に導くことです。そのためにも治療方針が本当に最適であるか、結果が最善であるか、それらについて多方面から検証する必要があります。
  • 田淵
    先生が今、最も興味を持っている臨床上のテーマはどんなものでしょうか。
    松葉
    脈絡膜循環と網膜色素上皮細胞の障害との関係や、中心性漿液性脈絡網膜症の治療について興味があります。
  • 田淵
    ツカザキ病院メディカル・レチナ領域の責任者としての未来像を教えて下さい。
    松葉
    現在、再生医療や移植治療、遺伝子治療などについての基礎研究が盛んに行われています。今後はそれらの成果が臨床に持ち込まれ、より良い治療方法が確立されていく可能性があります。
    しかし、一方では現時点でも視力低下や失明の危険と隣合わせとなり、生活に支障をきたされている患者さんも多くおられます。やはり重要なのは、正確な病態の把握と治療方針を決定し、既存の治療を最大限に有効利用して、治療結果として還元していくことだと思います。それらの積み重ねが未来に繋がっていくものと信じて、日々の診療にあたっています。
流涙でお悩みの方は、どうぞお気軽に当科を受診下さい。
加齢黄斑変性でお悩みの方は、どうぞお気軽に当科を受診下さい。
加齢黄斑変性でお悩みの方は、
どうぞお気軽に当科を受診下さい。
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