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1日25時間働く循環器内科部長BLOG

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  1. 2017
2017.09.20
先週は色々ありました・・・

こんにちは。昨日はとてもひどい雨でしたね。打って変わって今日は台風一過の良い天気です。先週は色々イベントがありました。忙しいと言えば忙しいになってしまうのでしょうが、充実した1週間でしたよ。振りかえってみますと・・・

9月9日から10日までは大阪である蘇生教育講習会でインストラクターをしていました。このインストラクター結構長く続けさせてもらっています。自分の休みを潰すのはおかしくないかって?確かに当初は私もそう思っていたのですが、病院外での講習というのは自由な気分になることが出来ますし、新しい出会いがあって、色々な施設の方とお話したり議論しながら勉強できるのは私にとっても非常に為になる講習会です。

Off job training で自分を見直す機会になっているのかもしれません。やはりこれぐらいの年齢になると、なかなか叱られる機会がありません。研修医時代にはその身分を羨ましく思ったこともありますが、全部自分で評価して自省したりする、って難しいことですよね。昔、先輩が「叱られる間が華だよ。叱られなくなると大変だから」とおっしゃっていたことを実感することがあります。

で、その「院外の楠山」になっているはずの講習会に当院の研修医の先生が1人参加していました。実は知っていたのですが、完全に「ツカザキ病院楠山」は追いやって「楠山」で講習を進めていきました。さて、その研修医の先生が病院での私との違いをどのように感じていたかはコワくて聞けないですよね。
ただ、1日目の夕食は一緒に食べに行きました。大阪で私が時々使っていたお店に行ってきました。私も先輩に色々分不相応な店に飲みに連れて行ってもらっていましたから。これは順番ですし、そのように出来て始めてちょっとは上級医になることが出来たって事だと思います。

その店は梅田の新地で「ワインとお好み焼き」のお店です。元々は心斎橋でやっていらっしゃったのですが、開店当時からのお付き合いをさせて頂いています。ま、そのきっかけは「開店セール!フォワグラステーキ半額!」というセンセーショナルな看板に魅せられた先輩と楠山・・という申し訳ないきっかけですが、その時からの多分10年以上のお付き合いです。オーナーは二宮さんといいますが、私にワインの美味しさを教えてくれた方です。
「何年の何々・・・じゃなくて飲んで美味しかったら良いんですよ」とワインを身近に感じさせてくれたざっくばらんな素敵な方です。
最初は昔の如くシャンパンで(二宮氏の教育の賜物!) 色々な料理・お好み焼き (マヨネーズではなくチーズをかけるのです。ワイン飲め!って感じです)・カレー(めっちゃおいしい。カレーには白ワインが常識だそうです)を頂きました。最後はグラッパで〆です。

コースでお願いしたら普通、「おかわり」はなしですよね。しかし、この店「Vin 樹亭」は違います。気持ちよくカレーをおかわりさせてくれる超わがままOKの店なのです(京都の料亭なら多分無理ですよね・・・)。

お酒・料理を前に私が昔先輩にしてもらっていたように色々な話を研修医の先生としました。キャリアのこと、ご飯のこと、お酒のこと、今と昔の研修について・・・、しかし週明け彼に「記憶が無い」と言われてずっこけたのはご愛敬です。ま、この写真見たらダメですよね、多分。でも、神﨑よ。勿体ないからお酒はのこしてはイカン!

そんな週のスタートでしたが、13日は当院心エコー室の年2回の勉強会、「エコー姫路 in ツカザキ病院」の日でした。心臓超音波検査も非常に件数も増えていて年間 4000件に近くなってきています(血管エコー含めたら5500件ですって!)。
当院では超音波検査士の資格を持った者もおり、技師さんにお願いすることが大部分です。また当科の医師はどちらかというとカテーテルを得意にしている者が多く、専門的な立場で指導できていません。その為、エコーに関しては私の先輩である和歌山県立医科大学 准教授 穂積健之先生を招聘して勉強会を開いています。

 その日は当院から診断や判断に困った5例の症例提示と議論、先生の弁膜症のレクチャーでした。相変わらず優しい先生のコメントと現在のガイドラインの限界点を含めた、最新の弁膜症に関する評価・手術適応の判断・エコーの落とし穴などについて先生の実臨床での経験を含めてお話し頂きました。

穂積先生、私の大学院時代に御縁を頂いたのですが、とても優しい。技師さんのプレゼンテーションを聞いて、きっちりその疑問に丁寧に答えて下さる。日常私自身が出来ていないことをしてくださってとても有難かったです。
 実は私自身も姫路駅まで送らせて頂く途中に先生とお話して、疑問や自分の中での迷いがなくなりました。やはり先輩という存在はありがたいですね。

 翌日14日は近隣の先生方との勉強会でした。昨今の医療情勢でおわかりのように病院だけで医療が完結することはありません。近隣のクリニックの先生方との連携がこれから一層重要になってきます。
 当院の方針でも地域ぐるみで診療していくことは挙げられており、治療方針や現在の知見を一緒に勉強することは非常に重要です。まずは当院の地域連携室 古田主任が当院の現状と連携状況に関して話してくれました。
 私も驚いたのですが、当科の逆紹介率(当院から近隣の先生への紹介)が96%とのこと。正に近隣の先生がいらっしゃらないと当科は破綻しますね。この数字は有難いことに先生方を信頼できるからでもあります。今後のスムーズな連携のためにも知識や方針の共有は必要ですよね。
 私は、その後に抗凝固療法のお話をさせて頂きました。有名人の脳梗塞症などで心房細動という不整脈も有名になってきました。心房細動は今後増加が予想されている疾患でもあり先生方との意思疎通は必要です。

 なぜこのような勉強会が重要か?それはどうしても先生方とは紹介状のやりとりが多いのですが、お顔を直接拝見しながらお話しする機会がなかなか無いのです。このような勉強会では先生方と直接お話できることが非常に重要なのです。

 勉強会の後、「先日紹介した○△さん、あれからどうですか?」とか「あの人、心筋梗塞だったんだね。元気に帰ってきてくれたよ」など経過を聞けますし、お手紙では指摘しにくくても直接お話ししていると、もし改善点があれば、教えて下さるのが有難いところです。

 今回は、救急搬送で入院したら「かかりつけ医」にも教えて欲しいな、でした。確かに先生方のお立場・お気持ちからはその通りですよね。これは我々が改善すべきことです。

 仕事でも言えますが、小さなトラブルは顔を合わせれば氷解しちゃいますよね。でも顔を合わせないのであれば問題はどんどん大きくなります。やはり顔の見える関係は大事にしたいですね。

 で、私は土曜日が当直と。ああ、漸く1週間が終わりました。もうすぐまた1週間が始まりますね。ちょっと寒暖の差が大きくなってきました。皆さんもどうぞ体調には十分気をつけて下さいね。

で、僕、明日、何するんだっけ?・・・