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1日25時間働く循環器内科部長BLOG

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2018.03.23
桜咲く

こんにちは。楠山です。昨日(3月21日)にニュースを見ていたら、高知の方では桜が咲いたようですね。桜、綺麗ですよね。姫路城近くも桜がありますが、咲いている時期はお城が綺麗に映えますよね。私個人は桜が咲く直前の時と桜が舞う中を歩くのが好きですね。
今年は桜の時期に雨が降らないことを祈るのみです。

 桜の時期と言えばもう一つは人事異動の季節です。当院でも大学院に進んだりする先生もおりますが、やはり一番気になるのは医師国家試験の合格発表でしょうか。当院も研修施設として初期研修医(医師国家試験合格後2年間)の受け入れをしております。
 来年度は6人の受け入れが予定されていました。でも、実はこの時期は受験生もさることながら我々病院側も緊張しております。なぜならば、4月から働いてもらうのですが、国家試験に合格しないと仕事ができないのです。
 私の時は大体1年ぐらいかけて試験勉強をしました。みんな「勉強会」なんぞを作って大学の自習室で一緒に勉強したりしたものです。独りで問題集を解いていると煮詰まっちゃいますもんね。
循環器内科を決めて(当時は1年目で入局という形でほぼ専門を決めるのが大部分でした)挨拶に行くと、医局長(会社の人事部長みたいな役職でしょうか)に「試験だけは通ってこいよ!そうじゃないと始まらんからな!」と激励なのか、脅しなのかよく分からない言葉をかけられたことを覚えています。

で、今年も先日合格発表があったのですが、おかげさまで全員合格とのことでした。まあ、やれやれです。4月からは2年次の先生が3名と1年次の先生が6名で合計9名ですか・・・。賑やかになりそうですね。

ノイヘレン(新入生のことで1年目の医師のことです)の時には、とても2年目の先輩が大きく見えたものです。
点滴入れるのも上手。何回か失敗して泣きついたら魔法のようにすぐ入れてくれました。
患者さんとの会話も上手。最初はおどおどしちゃうんですが、2年目にもなれば「昨日の検査大変でしたね・・」って世間話から盛り上がり、こっちは「・・・おはようございます・・・」と次の話題が出てこない。
カンファレンスでのプレゼンテーションも上手・・・。先輩のプレゼンは理路整然でかっこよくって上司も目を瞑って頷いています。でも、自分は話しているウチに何を話しているのかわかんなくなり・・・上司の貧乏揺すりが視界の隅に見えてくる・・・

なーんて感じでしょうか。

医師国家試験に合格したときは「これから医師として何でもできる!」と意気揚々、ちょっぴりの自信と結構な不安を抱えながら病棟に出て、いきなりケチョンケチョンにされ、自分が何もできないことに気付くのです。以前のブログにも書いたように5月ぐらいはツラかったなぁ。

 よく考えたら卒後1年目と2年目の差と17年目と18年目の差は全然違いますよね。そうです。初めの1年は差が大きくて当然です。だからこそ私達の職業は最初の5年が勝負。特に最初の1年は臨床能力だけではなく、医師としてのマナーを身につけてもらう時期だと思います。

 国家試験に合格してホッとしている先生方(試験合格したその瞬間に「先生」です)には申し訳ないのですが、今がゴールではなく、正にプロとしてのスタートラインに立ったところです。いろんな事があるかと思いますが、1日1日経験したことを糧に謙虚に成長をしていってもらいたいですね。
 
もしかしたら国家試験が高い壁の様に思えるでしょう?実は違うんですよね。最近思うのですが、テストという物はありませんが、キャリアを積んでいくに連れて乗り越えないといけない壁は徐々に高くなってきているように思います。私自身も毎日「ハアハア」言いながら乗り越えようともがいております。もはや社会人ですから決まった「テスト」という物はないけど、毎日が試験みたいな物ですよね。
私自身もまだまだ医師として人間として磨かなければなりません。一緒に切磋琢磨して行きましょう。

あ、3月31日までは短いですがゆっくり自由時間を楽しんで下さいね。働き出したら毎日飛ぶように過ぎていきますから。私の時代は5月1日から仕事だったので、友人とドイツからオーストリア(ウィーン)に旅行したんです。今は4月開始で大変ですね。

 ま、色々申し上げましたが・・・。最後に合格おめでとうございます。先生方の未来が前途洋々たるものでありますように!

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