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尿路結石

尿路結石イメージ
当院における尿路結石に対する新たな治療(平成28年1月~)
当院では平成27年5月1日より、体外衝撃波砕石術(ESWL)を導入しました。ご存知のようにESWLは非常に低侵襲な治療であり、尿路結石治療における重要な位置を占めることは周知の事実です。
平成27年は98件、平成28年は85件の施術を行い、良好な結果を得ております。
そして昨今の尿路結石は手術機器の進歩も伴い、新たなる治療の選択肢も出てまいりました。
それが、今回紹介する経尿道的尿管砕石術(TUL)です。
経尿道的尿管砕石術(TUL)

TULはより高い治療効果が期待される内視鏡手術です。
これまでのESWLは体の外から衝撃波というエネルギーを結石に加え、破砕する治療でした。結石の大きさや場所によっては必ずしも良好な結果が得られるわけではなく、適応に限界がある治療でした。また、抗凝固剤を内服されている方には休薬していただく必要があり、心血管イベントの発症リスクの点から慎重に適応を選ぶ必要があります。
TULは麻酔をかけて内視鏡手術を行う治療です。ESWLが不得意な場所の結石や大きな結石に対して高い治療効果が期待されています。また抗凝固剤を中止する必要がなく、心血管イベントの発症という点でも優れた治療であると考えられます。
当院では手術デバイスとしてオリンパスメディカルシステムズ株式会社の腎盂尿管ビデオスコープ OLYMPUS URF-V2と処置用コンパクトウレテロレノスコープを導入し、より低侵襲でより高い治療効果を狙った手術を行っております。

尿路結石 手術デバイス イメージ 尿路結石 手術デバイス イメージ

また、破砕デバイスにはエダップテクノメド株式会社のパルスホルミウム・ヤグレーザー Quanta Litho レーザを導入し、より高い砕石効果を期待しております。

尿路結石 破砕デバイス イメージ
平成28年は49件のTULの施術を行いました(ESWLは85件)。
AUA:American Urological Association(アメリカ泌尿器科学会)、EAU:European Association of Urology(ヨーロッパ泌尿器科学会)といった海外の泌尿器科学会でもこのTULは結石治療の根幹として位置づけられており、今後ますます発展していくものと思われます。
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