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臨床研修医ブログ

2017.06.30
研修医の卒業

初めまして。循環器内科の楠山です。たまたま木曜日のお昼下がり(当院木曜日午後が休診なので・・・)、他の相談事で総務課に寄った時、主任K氏、SE Y氏に「ブログ書きましょーよ。ブログ!」と良いように乗せられて、ブログを書くことになりました。

6月30日

今日、研修医が卒業です。4月から私の下に1年目の研修医の先生が来ていました。今の研修医制度は私が研修医であったときとは異なります。私の時は第1内科に入局して、第1内科の中をローテーションしていました(循環器・呼吸器・腎臓が主でした)。社会で言う、就職みたいな感じで先輩方に厳しく育てられたのを思い出します。そう、体育会系のクラブでしょうか。

今は幅広い臨床能力を求められており、様々な疾患・状態を経験することを求められます。今日楠山学校(刑務所?) を卒業(脱獄)する先生は眼科志望ですが、初期研修修了のためには勿論、循環器疾患・救急疾患の経験も求められます。

私の十何年前の経験を思い出しますと、最初の3ヶ月は特につらかった。医師になって最初の6ヶ月所属したのは大学のCCU(冠疾患集中治療部)・循環器病棟でした。自分が選択した診療科だったのですが・・・。 学生時代、クラブ(医学部チェロ科と自称しておりました) にも塾の事務員バイトにも 非常に精を出しておりましたが、授業・実習だけはサボったことがないのです!

医師免許ももらえて、やる気満々で病棟に行ったのですが・・・、採血は失敗する、点滴取るのも一苦労、カンファレンスで心電図診断は叱られ、薬の名前はわからない、点滴のスピードって何?、看護師さんには「早く指示出しなさい!」・・・、とどめに指導医は「ま、頼むわ。君、医者でしょ!」。

国家試験勉強と実臨床は全く異なり、自分の知識が実際には役立たないように思えて、5月下旬には「やっていけるのかな・・涙」と自宅で点滴の針を眺めながら悩んだものです。そう、実は学生時代の知識は役に立たないのではなく、単に実臨床で知識の有機的な統合ができていないだけなんですけどね・・・

時は流れて、今度は気づけば研修医を指導する立場になっていました。実は私、厳しいんだと思います。今回の研修医の先生も大変だったと思うのですが、学生から医師に変わるのって、すごくパワーがいることだと思うんです。

患者さんが良くなったら嬉しいし、悪くなったら悲しくなる。勿論、相手が病気ですから人間にできる限界はありますが、でも主治医の責任なんですよね。医師という職業を選んだ以上、その医学に対する謙虚さと必死さと厳しさ(1年目に完全は難しいですよね。だから指導医がいます)を体験して欲しいと思っています。だって、初期研修が終わったら医師としての最初の独り立ち、ですもんね。それを疑似体験して医師という職業に対するイメージをつけて欲しいと思います。

昨日(6/29)はその先生に卒業試験として胸痛の救急搬送を受けてもらいました。勿論、私もそこにいるのですが、その日だけはいないふりをして沈黙を守り続けました。研修医の先生も気付いたのでしょうか。多分、一生懸命、3ヶ月経験したことを思い出しながら必死に「小声で」看護師さんに指示を出している姿が目に残りました。

全く自分の志望科と異なるところでの経験が、彼の医師人生に役立つことを祈るのみですね。「教育」というモノの成果は、後でしかわからないし、それが僕のものではないですものね。

今日は、後輩の先生が企画してくれた焼き肉屋さんでの歓送迎会です!早く仕事を終わらせないと!

最後に、研修医Mよ!ちゃんと早くレポート書けよ!(💢)。もっと書けるはずやぞ!