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2022.03.25

卒業と入学

 おはようございます。今日は良い天気ですね。朝は少し肌寒かったですが、このちょっと身が引き締まるぐらいの空気は好きですね。
 さて、皆さんの職場・学校でも卒業と入学、もしくは転勤が色々ある時期ではないかと思います。私の部署でもありますよ。2年間の研修を修了して「一応」独り立ちする先生がいますし、勿論、4月からピカピカの医師免許を持って、「おそらく」希望と不安をない交ぜにして当院に来る先生もいます。
 医師だけではなく、様々な職種の人たちも新しく職員として迎えることになります。どんな方々と会うことができるのか楽しみです。

 その新年度の異動に関してはやっぱり特殊ですよね。皆さんの多くが「卒業式」というセレモニーをされてきます。セレモニーは自分の中で一区切りつけるためにも大切なものではないでしょうか。
 確かに卒業式は正装をして卒業証書という紙を頂き、偉い人のお話を聞いて帰ってくる、ということかもしれません。でも実際に卒業証書の紙には在学中に努力したり苦労したり、上手くいかなくて悩んだことも楽しいことも全て入っている紙です。

 卒業証書という「紙」をもらってくるのではなく、在学中にもらったり自分でつかみ取ったりした物を自分の心か頭の中に纏めて頂いてくる儀式だと思います。
 儀式ってめんどくさいって思う人もいるかもしれませんが、僕は嫌いではなかったです。上手くは言えないのですが、綺麗な服を着て、いつもの友人も何故かいつもより少しだけ格好良く見えて身が引き締まる緊張感が好きでした。

 別に特別な真面目な人間であったとは思わないのですが、毎日漫然と日常を過ごしているよりはあの身が引き締まる感触を時々感じて自分を振り返る時間を持つことは大事です。特に人生でもキャリアでも一区切りをつけることで、マンネリ化から脱して自分を新しくして物事に取りかかることも良いことだと思います。

 私の家族も今年卒業するものがおりまして卒業式に久しぶりに出席してきました。やはり入学したときと比べますと大きくなったように思えますし卒業式の時は少し緊張しながらも良い顔をしておりました。
 卒業証書とカーネーションを一輪頂いて帰ってきました。カーネーションは一輪挿しに生けておきました。卒業証書は机の上にポンと置かれて友人と遊びに行っており苦笑してしまいました。

 ま、確かに大学卒業の時も卒業証書をもらってから私も感慨に浸ることなく、国家試験の結果発表待ち(当時は4月に結果発表だったので仕事は5月からでした。羨ましいでしょ)になるので、友人と卒業旅行に行ったことを覚えています。

 確かに卒業証書を胸に抱いて感慨に浸っている奴が居れば、その人はかなり老成しているか相当在学中にかなり大きな出来事があった人でしょう。ただ、帰り道ぐらいはちょっと感傷に浸るのも悪い物ではないです。非日常の時間が良いのかもしれません。帰り道にもう咲いている桜を見つけました。

 ふと帰り道に思ったのですが、そういえば私は大学院を卒業してから卒業式というイベントがありません。大人になると卒業式ってないですよね。考えてみるとこのままいけば定年退職まで区切りのセレモニーって無いんじゃないの?!

 ある程度年を取ってきたときに自分の中でマンネリ化しないようにすること、って難しいですね。もうすぐ今年度が終わります。誰も私の卒業式をしてくれる人はいませんが、来年度は心機一転何かを始めたいと思います。

 でも・・・。今更何を始めるんだろ・・。これがマンネリ化への一歩かもしれません(^^ゞ。
さあ新しいステージに立たれる皆さん、最初が肝心です。皆さんがそれぞれ良いスタートを切ることができる事を祈っています。

 そうそう、そういえば先日のブログ(「勇気ある行動」)で取り上げた院外心停止の患者さんに対して胸骨圧迫をして救命につなげてくれた看護師さんとついに会えました。
彼女からお話を聞くことができました。教育って時々目に見える効果が無い時期もあるので、くじけそうになることもありますが、継続って大切だな、って思いました。

地域の先生方へ(紹介手順)