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2018.11.30

口は幸せの元?

急に寒くなりました。当方の心臓血管外科・循環器内科もフル回転です。そうなりますとまず、家庭内別居となります。別に仲が悪いわけではないのですが、医局に帰っても同僚に会えない、カンファレンスでも救急や緊急カテがあってカンファレンスの参加人数が減っている、時には成立しない(自分でプレゼンして自分でツッコむ、って漫才じゃないんだから)、という事象が起こります。

更に状況が悪化すると・・・「最近、○○先生見ないなぁ」とか業務連絡は会うチャンスがないので一緒にカテに入っているときに行う、という破れかぶれの状況が出現します。コレは末期症状です。

さてそのような厳しい状況に陥る前にまたもや結婚式に出席してきました。今度は心臓血管外科を志す2年目の先生の結婚式です。勿論、お相手は手術室の看護師さん。
やっぱり院内感染です。この院内感染、初期症状は不顕性感染が多く、なかなか診断に至りません。治癒に向かう場合もありますが、症状が見られるようになったときには重症感染しており、もはや打つ手がないことが多いとされています(楠山院内内科学 第2版より)。

彼は一生懸命な研修を積んでおり、少し古き良き時代の貪欲な研修医を彷彿とさせる男です。どうやら心臓血管外科のT先生に憧れているようですね。憧れることができる先輩を持つことができるのは医師という世界では贅沢であり幸せな状態です。
病院からの逃避も兼ねて喜んで出席させていただき、古式豊かな結婚式に参列してきました。私、実は神社での結婚式に参列するのは初めてです。参道を二人がゆっくり進んでくる、とても厳粛な気持ちになりましたね。

さて結婚式が終われば披露宴です。乾杯が終わり美味しいお料理を頂きながら、おきまりの新郎の挨拶を聞いているととんでもない事をヤツは言い始めました。
「麻酔科のK先生には新婦は相談に乗って貰い、循環器内科の楠山先生にはプロポーズをしてもらい・・・?!」。美味しいお刺身を頂いていた箸が止まりました。「僕がプロポーズ?!」

話は昨年の忘年会に戻ります。循環器内科・心臓血管外科合同忘年会をしたのですが、その時の2次会で「俺、結婚しようと思うんです」と唐突に言い出し、物静かな上司T先生が「ちゃんと真面目にお付き合いしてくれていて安心したよ」とか言って、盛り上がった挙げ句、その研修医が「先生コレで話してください」と「みさ」と書いてあるLine を突然渡してきたわけです。その時には結婚が決まっていると思い込んでいたので、先輩としてマトモなことを言わなければ、と酔った頭で一生懸命考えて、「循環器の楠山です。イヤー、ご結婚おめでとうございます。あいつ良い奴ですから・・・以下省略」とお祝いをさせて頂いたのですが、どうやらその時は先生、まだポーズしていなかったみたいですね。

D💢!お前、エー加減にしとかなあかんぞ!(楠山、実は大阪堺出身です)。プロポーズのフライング、代理プロポーズなんて前代未聞や!勢いつけるぐらいはやってやっても良いけど、これだけは自分でせなあかんぞ!

おかしいな、って思ったんです。私が彼に携帯を返してから、しきりに相手に謝っている。カミングアウトしたのを謝っているのかと思ったんですが・・・。そりゃ、女性としては取り調べしたくなりますよね。いや、せなあかん。

ま経過はどうあれ結婚に至ったわけですから「結果オーライ」ということでしょうが、披露宴で聞いたときは冷汗出ましたね。正に他人の恋路に土足で上がり込んでしまった感じです。宴会の席とはいえ発言には気をつけないといけないですね。

今回は口は災いのもと、ではなく口は幸せのもと、だったのでよしとしましょう。

これで私もこの二人には期せずして「いっちょかみ」してしまったわけです。やれやれ。
とりあえず、真実を教えてくれてありがとう。お二人は私にとっても忘れられない二人です。お二人の洋々たる前途と御両家のお幸せを心より祈っていますね。

で、これからは仕事でもちゃんと状況を説明してくれよ。コワいから。

沈黙は金、雄弁は銀、多弁は銅、と言いますね。ホントこれから口には気をつけよっと。

今日はこれぐらいにしましょうか。今回はホントに個人的日記になってしまいました。この寒暖の差は厳しいですね。年末に向けてどうぞお身体には気をつけて下さいね。皆さん、我々と会わないように!

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