・1年を振り返ってどうだったか。
学生のときに研修医はバタバタして忙しいイメージがありましたが、ツカザキ病院は勉強する時間を作ってくれました。全てを教えるのではなく考えさせることが多いため、様々なことが身についたと思います。特に判断し指示出しする力は身につきました。
・姫路での生活はどうか。マンションはどうか。
姫路は大学のときにいた金沢と雰囲気が似ており、かなり住みやすいです。
特に金沢の冬は曇りがちですが、姫路は暖かい気候のため姫路のほうが住みやすいぐらいです。
研修医マンションは駅から徒歩圏内であり、惣菜用のスーパーや飲み屋も多いので食事には苦労しません。部屋の広さは一人暮らしには広すぎるぐらいです。(笑)
・ツカザキ病院を選んだ理由。(たすきコース)
①将来は呼吸器外科と決めており、外科系の緊急症例(脳・心臓)の初期対応を学べる環境にいきたいと思っていました。ツカザキ病院は脳神経外科や循環器系は特に強みを持っている病院でしたので、私の希望にぴったりでした。
②研修医にも手技をやらせてくれるところです。
③志望科が決まっていましたので、大学病院や大きい病院でよくある内科のスーパーローテよりは一つ一つをじっくりと学びたいと思っていました。
ツカザキ病院は内科研修を3ヶ月単位のブロック研修で行うため、興味のある診療科をしっかりと学ぶことができました。
④3次救急など高度医療は大学病院で経験する予定でしたので一般的な内科や救急で「何ができるのか」は重視していました。
・ツカザキ病院を選んでよかったこと。
①手技が多く、様々な経験をさせて頂ける。
②メディカルスタッフについても垣根が低く、フレンドリーに対応してくれる。
③分業制がしっかりされているため、医師業務に専念することができ、様々なことを学べました。
・指導医や他のスタッフについての印象
当院は主治医制のため受持ち患者さんに対する責任感の強さを感じました。
各科の部長級がバリバリ働かれているため、各診療科とも雰囲気に熱意を感じる。
・後輩にむけてのアドバイス
学生のうちに志望科を決めた方が進む道が決まり良いと思います。
その上で、志望科がメジャー科の場合→基幹型 マイナー科の場合→たすき掛けコースを選ぶべきだと思います。
私の場合は呼吸器外科を専攻したいと思い、たすき掛けコースを選択しました。
手技もでき、学ぶこともできるという両方を経験できる方に進もうと思いました。
メジャー科であっても、その先の専門性まで決まっている方は大学のたすき掛けコースでアカデミックに学ぶのもいいと思います。
現在迷われている方は、大学病院やブランド病院のスーパーローテで色々な診療科を学んで進みたい道を決めてもいいと思います。
上記を踏まえ、やはり近道は志望科を明確に決めておくことだと思います。
・今後の目標
2年目は大学病院でローテートするため、3次救急や呼吸器外科の専門分野を学ぶ予定です。
3年目以降は大阪市立大学病院の関連病院にいき、専門性を磨いていきます。