キービジュアルの画像

人工透析

診療科について

診療内容

透析治療は、腎臓が本来の機能を果たせなくなった状態になった患者さまに対して、尿毒素(老廃物や余分な水分)を取り除き、電解質を調整し、血液中のPHを一定に保つ、人工的に代替することをいいます。
腎臓の機能は、老廃物の除去・血圧の調節・赤血球の産出・ビタミンDの活性化など、肝臓と並んで非常に重要な臓器となります。
腎臓には、糸球体という血液をろ過する働きを持つ重要な毛細血管があり、上記にあげた機能の中心的な役割を果たします。その糸球体は、一度損傷・機能不全になった場合、再生しない為、慢性腎不全が悪化した場合(腎臓の機能が正常の30%以下)など、その機能を補助する役割が必要となります。
生命維持していくために、最終的に腎臓移植か人工透析を選択することになります。
このうち、腎臓移植については、社会的な腎移植環境が整っていないので、ほとんど人工透析を選択するのが現状となります。

曜日 時間
1クール 7時30分~
2クール 13時~

透析を希望される方やご質問のある方は当院の地域医療連携室(TEL.079-272-8555)までご連絡ください。

当院の透析室

当院の透析センターは、透析専門医である塚崎高志理事長を中心に、日曜を除く毎日透析を行なっております。 新しくなった透析センターは「患者さんにより良い環境と安全安心な透析を提供できる設備」をコンセプトとしたベッド数46床(内2床は個室)となっております。

透析機器

全台、オンライン透析が可能となっております。

空調設備

当センターの空調設備は風の吹き出し口を40ヶ所設け、部屋のどの地点でも同じ温度で、尚且つ、人が感知できない風速で室内の温度調整を行っています。

照明

間接照明とスポットライトを併用しており、すべての照明が明るさをコントロール出来る調光機能を備えております。
穿刺や返血操作の時は明るく、それ以外の時間帯は照度コントロールにより仰向けに寝ておられる患者さんの睡眠、テレビ鑑賞等の邪魔にならない照明環境を提供しています。

フットケアルーム

透析患者さんに多い合併症である足病変に対するケアを行うため炭酸泉を常時供給できる設備を備えており、透析中にベッドサイドでも炭酸泉による足浴が可能です。

災害対策

万が一の透析中の地震に備え、当透析センター内に地震計を設置(ぽぽらシステム)しております。
地震を感知すると、透析中の患者さんの各ベッドにあるテレビにお知らせするシステムです。
このシステムは揺れが来る10~20秒前にお知らせすることが可能といわれており、たとえ数秒といえども事前に備えられることは命を守る上では大切な時間です。

エンターテイメント

透析患者さんが透析を受けておられる間、各ベッドに備え付けられたテレビで80タイトル以上(月替わり)の洋画・邦画・ドラマ・お笑い等の視聴が可能です。

多目的室

多目的室も設けております。
患者さんやご家族の方に対して管理栄養士が透析栄養指導を行ったり、ベッドサイドではお話しづらい相談もお受けすることができる個室です。

更衣室

4部屋あり、透析前、透析後ゆっくり休憩して頂ける環境です。
ソリューションウォーターを使った加湿も常時行っており、感染症対策にも配慮しています。

井澤 直人

医長

イザワ ナオト

井澤 直人

専門分野:

人工透析内科

専門医 etc:

  • 日本外科学会専門医
  • 日本心臓血管外科学会専門医
  • 日本ステントグラフト実施基準管理委員会腹部ステントグラフト実施医
  • 下肢静脈瘤血管内治療実施医
ページトップヘ