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臨床検査科

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臨床検査科の取り組み

臨床検査科では、以下の内容に力を入れて対応しています。

  • 1.早期に診断・治療が的確に行われるよう、迅速かつ正確に24時間体制で検査を実施しております。
  • 2.内部精度管理はもとより定期的な外部精度管理(兵庫県臨床検査技師会・日本医師会に参加し標準化に努めています。)
  • 3.ICT、NST、褥創対策等のチーム医療の一員として他職種のスタッフと協力し診療支援を行っています。

業務内容

臨床検査科は、検体検査部門と生理検査部門から構成されており、迅速性、正確性、信頼性のある検査データの提供を心掛けて、医療に貢献しています。また部門ごとに専門の知識を身につけ正しい検査を実施出来るよう研修会等にも積極的に参加し、常に向上心を持って業務をしております。

各部門の業務内容を簡単に説明します。

検体検査部門

検体検査部門は、血液・尿・便など身体から採取した検体を対象に検査を行い、結果を提供します。

生化学検査

TBA-2000FR
  • 血液中に含まれる蛋白質・糖質・酵素などを測定します。
  • 血糖値、肝機能、腎機能、脂質、炎症、甲状腺機能などを調べることが出来ます。
  • 各臓器(心臓・肝臓・腎臓など)に対する検査項目を調べる事でどの部位に異常があるのか、また栄養状態を把握することもできます。
免疫血清検査

ARCHITECTi2000SR
  • 細菌・ウイルスなどの病原体に感染した時、それらを異物(抗原)と認識し攻撃する物質(抗体)が作られます。その抗原や抗体の数値を測定することで、B型肝炎・C型肝炎などの罹患の有無を調べます。
  • 各種腫瘍マーカー、血中薬物濃度のモニタリングのための検査も検査室で実施しています。
血液検査・凝固検査

血液検査
  • 白血球数・赤血球数・ヘモグロビン・血小板数を調べることで貧血や炎症の有無を調べます。
凝固検査
  • 血液が固まるまでの時間を調べ、出血症状の有無を検査します。抗凝固薬使用中の患者さんのモニタリングを行うために必要な検査です。
輸血検査

  • 重度の貧血、大量出血、手術の出血などの場合に患者さんの血液成分を補うために輸血が行われます。
    まず血液型を検査し、その血液型をもとに患者さんに適応する血液製剤を決定します。その後、輸血を行う前に患者さんの血液と輸血製剤(赤血球製剤)の間で適合するかを検査します。
一般検査
  • 尿検査は一般的な健康診断などでも実施される非侵襲性の検査であり、腎臓・尿路・膀胱の状態を調べます。尿中に溶けている成分を調べることで、糖尿病や肝臓病など多くの情報を得ることも出来る簡単な検査です。妊娠検査も尿検査で実施します。
    便潜血検査は、便の中に血液が無いかを調べ大腸がんや消化管からの出血有無を調べます。その他の便検査では、ノロウイルスや寄生虫に感染していないかを調べる検査があります。
    その他、一般検査では髄液や胸水、関節液などの体腔液を調べる検査、インフルエンザなどの感染症検査も実施しています。
微生物検査

髄膜炎菌


  • 患者さんから採取された検体(血液・尿・喀痰・便など)から、発熱や下痢などの原因となっている微生物を見つけ出し、治療に必要な抗菌薬がどれなのかを調べる検査です。
    耐性菌や海外で流行しているような微生物など、様々な検査を実施して原因を特定します。
  • 血液培養は、患者さんの命にかかわる敗血症の診断に特に重要な検査であり、休日夜間も対応し検査員全員が手技を習得し迅速報告に努めています。
  • 遺伝子検査では、結核やマイコプラズマの検査、アカンソアメーバ検査やウイルス検査も一部実施しています。

  • また、当院は感染管理にも力を入れており、ICTやASTの活動も微生物検査室の業務として欠かせないものとなっています。抗菌薬の使用状況確認(抗菌薬ラウンド)、病棟ラウンド、環境調査、MRSA分子疫学解析など様々な業務を微生物検査室のメンバーが参加し対応しています。
病理検査
  • 術中迅速病理組織検査
    手術中に採取された組織を、急速に凍結させ薄く切って、迅速に標本を作製します。
    標本を病理医が診断し、診断結果は手術中の執刃医に直接報告されます。
    手術前に病理診断がついていない場合や、手術方針の決定、病変(癌など)が取り切れたかどうかの確認などに役立っています。

  • 病理解剖
    院内でお亡くなりになった患者さんに対して、ご家族のご理解ご承諾のもと病理解剖をさせていただき、死因の解明、診断などについて検討し、今後の医療に役立たせて頂いております。
    臨床検査技師は、病理医の指示のもと解剖の補助業務をします。
    年間2~3回、解剖症例のCPC(臨床と病理の症例検討会)も行っています。

生理検査部門

医療機器を用いて体の構造や機能に関する様々な情報や身体の状態を調べる検査です。
超音波検査、心電図、ABI、呼吸機能検査、長時間心電図(ホルター心電図)、骨密度などの検査があります。

心臓超音波検査

超音波により心臓の大きさや動きを見る検査です。
壁の動きで心筋梗塞、血流の評価で弁膜症の重症度を調べることが出来ます。また、脳梗塞の原因となる塞栓が心臓由来の可能性が考えられる場合には塞栓精査にも使われることがあります。


  • 経食道心臓超音波検査
    咽頭麻酔の後、胃カメラのようなプローブを飲み込み食道から心臓を観察します。心臓のすぐ後ろにある食道から観察するため、左心房や僧帽弁などは体表面から見るよりも詳細に観察されます。
    心臓弁膜症の原因検索や塞栓源検索に用いられます。
  • 血管超音波検査
    当院では、頸動脈、上肢・下肢動脈、上肢・下肢静脈、腎動脈について検査が可能です。糖尿病・脂質異常症・高血圧症・喫煙・高尿酸血症・慢性腎臓病・肥満等の生活習慣がある場合には動脈硬化が進行しやすく、動脈の狭窄や閉塞のリスクが高いと言われています。このような循環障害の原因をエコーで調べることが出来ます。
心電図・ABI検査

心電図検査は、心臓が血液を送り出すために拍動する時に起こる電気刺激を波形としてみる検査です。不整脈・心筋梗塞・狭心症などの診断に用います。
ABI検査は血圧脈波検査と言い、血管が細くなっていないか、詰まっていないかを調べるための動脈硬化の検査の一つです。
脳波・筋電図検査


脳波検査はヒトの脳から生じる電気活動を頭皮上に置いた電極で記録したものです。てんかん・意識消失などの診断に用います。
筋電図検査(神経伝導速度)は、筋肉や神経に生じる電気的活動を記録し異常が無いかを調べます。

その他の検査として

脳神経外科領域では、MEP、SEP、NIM、ABRなどの術中モニタリング検査を臨床検査技師が行い、手術が円滑に進むように対応しています。
心臓血管外科領域では、下肢静脈疾患診療に必要なAPGなどの検査の他に、最近導入されました経皮酸素ガス分圧を測定し、重症下肢虚血の患者さんの組織の酸素供給量を直接測定し、治療に役立つ検査データを臨床に返しています。
循環器科領域では、CPXという心臓リハビリテーションに必要な検査や、学校検診後の精査に必要なトレッドミル検査、マスター負荷試験などの負荷試験もしています。
他に睡眠時無呼吸障害の有無を調べるPSG検査、眼科領域では、眼球運動を調べる通常のEOG検査の他に、ベスト病の診断には必須の網膜機能の検査、そしてVEPなどの検査も臨床検査技師が行っています。

担当医のご紹介

名前 内田 隆一(うちだ りゅういち) 内田 隆一(うちだ りゅういち)
役職 部長
専門分野 呼吸器内科、感染症、漢方全般
専門医etc 日本感染症学会感染症専門医、指導医
日本内科学会総合内科専門医
日本内科学会認定医
ICD
医学博士

スタッフ紹介

スタッフ構成 19名

取得資格・認定資格

超音波検査士(循環器) 2名
超音波検査士(血管) 1名
血管診療技師(CVT) 2名
認定臨床微生物検査技師 1名
感染制御認定臨床微生物検査技師(ICMT) 1名
性感染症認定士 1名
二級臨床検査士(微生物学) 3名
二級臨床検査士(血液学) 1名
緊急臨床検査士 2名
臨床検査技師の認定資格は多くの種類があり、関連する実務経験の年数だけではなく、学会に在籍していることや論文・発表、講習への参加を受験の条件としているものが多いです。
認定資格の取得のために知識を広く持ち、資格の取得を通じて自己研鑽を積んでおります。
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