こんばんは。楠山です。
皆さんお元気でしょうか。
少し涼しくなったと思ったのですが、すぐに夏が戻ってきましたね。
先日ダイエットをしなければ・・・と思っていたのですが、アイスを買って食べてしまいました・・・。健康に良くないと分かっていても喉の渇きに負けてしまいました。
そう・・白クマ、食べてしまいました・・。美味しかった。
さて、今回は「本」のお話です。
最近、皆さんは本を読みますか?私も本は好きです。色々な本を読みます。
父は歴史が好きだったので歴史小説は家の中にふんだんにありました。加藤清正とか前田利家なんか好きで読んでいましたし、司馬遼太郎の入門は項羽と劉邦だったように思います。
中学・高校の国語の先生も色々な本を紹介してくれたように思います。
実は私は貧乏性で古本を売ることができません。
もしかしたらまた読むかも・・なんて思って捨てることもできないです。
昔、ドラえもんを全巻揃えていたのですが、勉強に身が入らず処分されてしまいました・・。今持っていれば一財産であったかもしれません。
お金目的で古本屋に持っていかないわけではありません。本って人生を疑似体験できるものだと思うんです。
歴史小説はその登場人物の人生そのものですし、物語でも十分人生を疑似体験して人生経験を積むことができます。
井上靖のしろばんば、なんかも最初は夏休みの課題図書で読みましたが、面白かったら自分で夏草冬濤を探して買って読むんですよね。本って何かの拍子で出会った作家に惹かれていく事ってありませんか?
一人の作家に出会って気に入るとその作家の作品を固め読みする癖があります。
最近は海外のSF小説なんかも楽しいな、って思います。
さてそうやって色々な本を読むのですが、実は本の楽しみってもう一つあると思いませんか?休日で午前中は何もやることが無いときに転がっている本をもう一回手に取ってみるんです。
本を開いて読んでみると、買った当時の感想・感じ方と違った見え方を感じることが多いです。勿論、本の中身は変わるわけないので、自分が人生経験を積んだりして変わってきているから以前見えなかった作者の意図が見えたり、新しい感じ方で見ることができたりするのも時間をおいて同じ本を読む楽しさですよね。
自分が良い意味で変わっていることを祈るのみですが・・・。
あと本を読みながら昼下がりの寝落ちは最高です。
休日を無駄にした感は非常に大きいですが・・・。必要な無駄もあります。
新型コロナウイルスの影響で実際に行く出張が減ったのが本を読む量が減った原因だと思います。
私は出張するときは途中の本屋さんで本を買って新幹線に乗ったりすることが多かったです。そんなに真面目な人間ではないので、新幹線の中でずっと仕事をすることはできません。
別にそこまでお酒が好きではないので、いつも車内販売でビールとおつまみを買って一人で飲むわけではありません。
何回も乗っていると車窓も何となく見覚えが出てくるので、最近は窓の外を眺めることも以前より少なくなってきました。
そうなると自分のペースで読み、眠くなったら寝ることができる本は非常に出張のお供です。皆さんは本を紙で読みますか?それともキンドル(だったかな?) の様にタブレットで読みますか?
私は皆さんの予想通り、紙派です。
出張の時はタブレットの方が軽いですし、色々な本を読み込ませて重くならずに持って行くことができます。確かに便利なんですが、やっぱり私は古い人間なのですが、ページをめくるという行動が無いと「本を読んでいる」という感覚にならないんです。
デジタル教科書が出てくる時代ですので、時代遅れ、無駄と笑っていただいても結構ですが、紙の感触、めくるときの「ペラッ」という音、紙の香り(本屋さんに行くと感じることがあります) は贅沢な無駄なのかな、と思います。
図書館の涼しい中で薫る紙の香りも悪くないですよ。
職員の皆さんや後輩と話をしていても本を読む方は減ってきているのでしょうか。
私も含めてスマホに取られている時間が多くなっているのかもしれませんね。
寝る前の読書は寝落ちしても、午前3時に電気が付いているのに気付いて電気を消すのも悪くないですよ。
さて、そろそろ歯磨きして本でも読みながら寝ようかな。
お休みなさい。