こんにちは。
今日も暑くなりそうですね。
7月6日です。
朝は少し涼しかったので、空気の入れ換えをしていました。
でも8時になってくると段々空気が暑くなってくるんですよね。
そそくさと冷房を入れて冷やしています。
でもなかなか冷えないんですよね。
何年か前から夏場は冷房を入れましょう!といわれていますが、家も焼けているのか、すぐには冷えないですよね。
搬送される方が時間もお金もかかります。
暑い中で汗かくのは良いことって?!
その汗は「悪い汗」なので、我慢せずにしっかり冷やしましょうね!
さて、6月に機会がありまして東京の講演会に誘って頂きました。
ちょっとニッチなテーマではありましたが、当科とも十分関連がある分野ですので、自分もその知識を仕入れに行ってきました。
ただ、その講演会の会場に惹かれたというのも少し(日本語の「少し」は便利だ・・)あります。
会場はホテル椿山荘。
御存知でしょうか?
元々は大名の下屋敷、明治は山県有朋の邸宅がホテルになっています。
会社員であった父に「椿山荘は大名屋敷だからもし行く機会があれば行ってくるように」と昔言われたのを思い出してそそくさと出張してきました。
普通は講演会開始ギリギリに着くようにするのですが、その日はホテルの庭園を楽しみたかったので15時のチェックインと同時に到着です。
最近の近代的なホテルとは違って、古き良き天井の高く調度が素敵なホテルでした。
生憎の雨でしたが土砂降りでなければ雨の庭も素敵じゃないですか。
私自身はヨーロピアンスタイルの方が実は好きでして、オーケストラでもそのような環境でカルテットとか仕事があると嬉しかったですね。
センスは人それぞれですが、照明とか色使いが落ち着くような気がします。
ま、日常そのような環境にいるわけではないのですが、時々は良いですよね。
お部屋から庭を見ていると以前もブログで書きましたように東京の町並みと緑が不思議とマッチしています。
うまく歴史や緑地を残しながら開発を考えるのでしょう。
街作りって面白い仕事かもしれないですね。
講演会までの時間、庭園を散策して過ごしてきました。
写真のような小径が整備されているんですよね。
都心とは思えない静かさでした。
ちょうど私が好きな紫陽花がとても綺麗な時期でした。
青って色々な青があります。どの青もとても綺麗でしょう。
椿山荘の庭園は眼だけ楽しむものではなくその静かさの中に水の音がするんです。
流石元大名屋敷ですね。
滝や水車があります。
その日は生憎の小雨でしたが、傘に当たる雨音も気持ちよかったのですが、滝の音って凄く気持ちよい音ですよね。
いかがでしょう?(動画参照)
夏の時期ですしとても涼しい音じゃないですか?
ちゃんと講演会では勉強をして、その後も何人かの先生と楽しい議論をして部屋に戻ってきました。
内線もないですし、ゆっくりした時間を過ごして朝を迎えました。
ずっと申し上げておりますように次のお楽しみはホテルの朝ご飯です。
選ぶことができたのですが、ビュッフェで好きなものを好きなだけ・・というのも魅力的でしたが、アメリカンブレックファーストをメインダイニングで出して頂けるとのことでしたので、朝一番に行ってきました。(若いときはビュッフェを選択していました・・・)
朝ご飯、混んで待つのイヤじゃないですか。
食後にお部屋でゆっくりする方が好きなので、私は早起きです。
祖母も「早起きは三文の得」と申しておりました。
実は出張中の早起きでホテルの朝食である人に会う、ではなく「遭遇して」御縁を頂いたこともあります。
早起き、絶対良いことありますよ。
ね、梅原先生。
ダイニングに行く廊下も美しく、何か映画の一登場人物になった感じです。
やっぱりこんなホテルの方が素敵だよな~、と思いながら席に案内して頂き、珈琲とジュースを頂いて料理を待ちます。
朝のジュースって美味しいですよね。
いつもの医局でパンかおにぎりを囓って白衣を着て聴診器を首にかけながら病棟へ向かうのとは違います。
ゆっくり時間をかけて朝食を頂いてお部屋に帰ります。
部屋に帰るとちょうど雲海が出る時間です。
上から庭園を見下ろしながら雲海が出てくるのを見ていました。
どうやらこちらのホテルの名物のようです。
確かに朝の雲海って美しいですね。
時間としては10分程度の事でしたが、何か時間が止まったような気がしました。
お庭の緑や水音、紫陽花、お洒落な朝食、雲海、とても綺麗な週末でした。
勿論、勉強したことは覚えていますよ。
別に観光行ったわけじゃないですからね。
でも出張の楽しみってありますよね。
ちょっとでも涼しさを感じて頂ければ幸いです。
次回も私の別の風景をお見せしますね。
お楽しみに・・・。