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ピックアップ Pickup / Column

廣瀬Dr

おとこもすなるスキンケアというものを

おとこもすなるスキンケアというものを

手荒れの気になる季節になってきました。

僕たち外科医は、手荒れに非常に気を使います。顔が荒れていても、(僕は)あまり気にしませんが…。
実は、手荒れは手術の感染率を上げるという論文があるのです。

病棟備え付けの手荒れクリーム(医療用)で事足りる先生もいますし、看護師さんが置いているハンドクリームを失敬しちゃう医者もいます。アトリックスを持ち歩いていたり。

かく言う僕も乾燥肌のため、手荒れには気を使いはすれ、そこは男子。あまりドラッグストアで高級なハンドクリームを買う気になりません。匂いも気になるし、なんだか恥ずかしい。かといってコンビニで買えるアトリックスやニベアでは全く役に立ちません。

一時期テレビで取り上げられ問題になったヒルドイド軟膏を、患者さんが使わず、廃棄処分になるところをもらってきてを使っていたこともあります。しかしヒルドイドは持続性がなく、手の保護力も満足できるものではありませんでした(使用感には個人差があります)。

そんな僕ですが、先日決定版を見つけたのでお知らせします。

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ワセリンです。
ドラッグストアで売っているとは知りませんでした。しかも安い。男子が使っていてもおかしくない愚直なデザイン。
伸びの良いクリームに抜群の保湿力。ちょっとべた付きますが、かえって重ね塗りするタイミングが分かりやすくて良い。

今年の冬はこれでバッチリな気がします。家用と職場用で、手にストレスを感じたらスリスリ塗っておりますが、今のところ、トラブルフリーで大満足です。

どうしても手洗いを頻回にする人間ですので、人より消費量は多いのですが、これならば家計の負担にもなりませんし、どうですか奥様?

ちなみに、製薬会社からは何もいただいておりません。
専門用語で、このブログ記事に開示すべきCOIはございません。

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