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松村Dr

人生は一度きり

人生は一度きり

はじめまして。
整形外科の松村です。少しでもツカザキ病院 整形外科を知っていただき、
一人でも多くの患者さんを助けてあげたい。そんな想いからブログをはじめることになりました。

当院では主に骨折などの外傷、その他変形性関節症、関節リウマチ、骨粗鬆症などの慢性疾患を診察する機会があり、色んな身体の痛みを訴え、外来を受診される方が多くなっております。
今日はそのなかでも膝の痛みを訴えて来院され、よく診断することがある「変形性膝関節症」についてお話したいと思います。
変形性膝関節症とは、体重や加齢などの影響から膝の軟骨がすり減り、膝に強い痛みを生じるようになる病気です。O脚がひどく、立ち上がり時、階段昇降時に膝が痛むという方は変形性膝関節症の可能性が高いです。ではどんな治療を行うのか?といいますと、まずは対症療法(ヒアルロン酸、ステロイドの関節内への注射、鎮痛薬の内服)です。その他、筋力保持のためのトレーニングやリハビリテーションといったことも行っています。

「先生!CMでやっている….あの…なんでしたっけ?ぐるぐるぐるぐる….グルコサミン!って効くのですか?」ということは良く外来で聞かれます。グルコサミンは簡単に言いますと、炎症作用を抑える効果や軟骨を保護する作用を有しているとは考えられています。ただ日本ではグルコサミンは薬ではなく、あくまでも食品として位置づけられているのです。ですので効果は穏やかで、さらに薬ほど切れ味が良い訳ではないのです。ただ実際に効果を感じられた方が多いので売れているのでしょうね!外来で聞かれた時は「色んな種類があるので飲んでみて良かったら教えてください!」と患者さんに言っています。
偽物もあるので注意してくださいね!
効果があるグルコサミンが分かればまたご報告します。

色々な薬を飲んでみたり、注射、リハビリをやってみても変形がすでに進行しており日常生活動作が変わらなかったり、痛みが強い方は手術療法を選択しております。手術内容に関しましては、また次の機会に詳しく説明します!

 人生は一度きり。

痛みは本当に人間にとって一番辛いことです。痛みのない生活で日常生活を楽しく過ごしませんか?
身体の痛みでお困りの方、一度ツカザキ病院を受診してみてください!
よろしくお願いいたします。

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