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松村Dr

究極の低侵襲手術 パート2

究極の低侵襲手術 パート2

 こんにちは!ツカザキ病院 整形外科 松村です。
前回、私が取り組んでいる大腿骨頸部骨折に対する上方アプローチ(Superior Approach 通称SA)についてお話させて頂きましたが、今回はその応用のようなSuperPathという手術手技のお話です。前回の上方アプローチは大腿骨頸部骨折に対する人工骨頭置換術に対する手術方法でしたが、簡単にいうとSuperPathという手術手技はSuperior Approachを変形性股関節症に対する人工股関節置換術で行うというものということもできます。なんだか分かりにくいですね。
ポイントは筋肉を温存し、また関節包も温存する為に人工股関節置換術後の合併症である脱臼リスクをおさえるということができるということと疼痛をおされることができるということです。色んな先生の発表でも術後脱臼リスクは0パーセントという発表ばかりで、また術後の疼痛が少ないので回復がはやいということでした。なんとかこのSuperPathという手術手技を習得したいということで、今回は淀川キリスト教病院にお邪魔してきました!何年か前に改装されたみたいですが、ドラマにでてきそうなくらい綺麗な病院で、感動しました!キリスト教病院というだけあって幻想的なチャペルもあり、ミサが行われているそうです。

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 実際の手術は鈴鹿先生の手術を人工膝関節置換術と今回の目的のSuperPathの2件見せて頂きました。当たり前のことかもしれませんが、手術が上手い先生はやはり一つ一つが丁寧ということがいえると思います。鈴鹿先生の手術もやはり丁寧でメスの使い方ひとつにしても学ばなければいけないと感じた部分がたくさんありました。本当に優しい先生で、「SuperPathやってみる?」と声をかけてくれましたが、「先生の手術を見に来たのでまずは1回見させてください!」と丁寧にお断りしました(笑) 手術方法はビデオで何回かみて理解はしておりましたが、実際みるとやはり細かな点が難しそうでした。なかなかこのSuperPathを始めるには勇気がいりますが、鈴鹿先生から「手術はじめる時は姫路に行くからいつでも言って」というお言葉を頂きました!また前回同様「ぜひ姫路城の天守閣で股関節の話をしましょう!」と言いたかったのですが…恥ずかしくて言えませんでした。実は鈴鹿先生、めちゃくちゃかっこいいのです♥(笑)身長は180cm以上で顔もかっこよくて、手術も上手くて、ここでは言えませんがめちゃくちゃかっこいい車に乗ってて、ボクシングをされているそうで、男気もあって、完全に惚れました(笑) その他の先生方も身長180cm以上でなぜか全員筋トレをしているそうで、ムキムキで、手術中の記念撮影の写真がこちらです。。。

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 左端の小さいのが私です。。。アメリカに手術見学にきてるみたいですよね。(苦笑) またツカザキ病院にいつか来て頂きたいと考えてます。その時は頑張って姫路城デートにお誘いするつもりです(笑)
また院内でも手術手技に関しての勉強会をしたいとも思っています。
今後とも宜しくします!ではまた。

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