こんばんは。今日は冷えますね。
鍋が美味しくなる季節です。
皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
11月半ばから急激に寒くなってきましたね。
先日までは冬服は出していなかったのですが、緊急での衣替えとなりました。
もうセーターを着ています。
気持ちよい空気が澄んでくる秋はシャツとジャケットでお出かけするのが楽しかったのですが、クロゼットでジャケットが「今年、僕の出番ないやん」と悲しんでおりました。
病院も寒くなってくると忙しくなってきます。
以前から申しております「寒いときよりも寒暖の差が大きいときが血管の危ない時期」は正解のようで、この3日ほど毎日緊急でのカテーテル手術がされております。
どうか皆さん急な気候の変化に注意して下さいね。
さて、中年男性である私も歯医者以外に医療機関にかかることになりました。
「残念ながら」当院には無い科でしたので他院にかかっております。
で、その時に紹介状をもらってある施設に検査に行きました。
勿論、当院でも「紹介状を持ってきて下さいね~」っていろんな所で申し上げております。
十分、私も知っております。
その医療機関から「これ予約券、こちらが紹介状です」と確かに渡されました。
ある休みの日、いつもよりちょっと寝坊をして出かけました。
結構、気が弱く一度家を出てからもガスの元栓を閉めたか不安になって帰ってしまう様な人間です。
その日も出る前にお財布、保険証、予約券、スマホ、ICOCA、家の鍵・・
準備できた!行ってきます!と散歩がてらに歩いて家を出ました。
電車に乗ってボケ~っと車窓を眺めながら平日昼間の電車って良いなぁ、と脳みそ完全お休みモードで病院へ出かけました。
初めて行く施設なので予約券の地図を見ながら町を歩き、到着です。
受付でにこやかに「お世話になります。楠山です」と挨拶して、予約券と保険証を出した後、受付の方に「紹介状お持ちですか?」と聞かれました。
その瞬間、ほのぼのした休日は終わりました。
そういえば家を出る前の確認でも「紹介状」という単語は頭に浮かばなかったぞ!
今日はお休みなのでいつもの鞄でもなく、無いわけです。
か細い声で「申し訳無いです。家に忘れてきたみたいで・・」と言いましたら優しい受付の方、「紹介元に聞いてみましょうね」と非常に機転の利く返答をされました。
「いかがでしょう?ツカザキで働きませんか?」とリクルートしそうになりましたが理性で押しとどまり、待っておりましたが確か紹介元は木曜日、休診・・。
案の定、申し訳なさそうな顔で「あちらお休みで・・日程変更されますか?」とのこと。
折角の休みです。
「夕方、検査枠空いていますか?」と伺うとラッキーにも空いています。
スゴく恥ずかしくなって逃げるかの如くその病院から出てきました。
再び電車に乗って家に帰ってきたのですが、自分に腹が立ってしまって・・・。
紹介状を忘れるとは医者としてどうなん!と自分に怒っていました。
紺屋の白袴もこんな感じでしょうか?
電車内で表情は変えないように努力していましたが、心の中はこんな感じです。
するとなぜか同じ車窓であるはずなのに全然気持ちよくないのです。
ホント人間って自分勝手な生き物ですよね。
家に帰るとあざ笑うかの如くいつもの鞄の中に紹介状が入っておりました。
またもや心の中は煮えくりかえったので、美味しい洋食屋でお昼ご飯を頂き、ま、往復1時間弱歩くから2時間のウオーキングもできた休日か・・・、と1人で慰めているのか前向きに考えているのか言い訳しているのかよく分からない思考をして、本日3回目の車窓を眺めることになりました。
(ま、医療従事者の特技で、この検査、絶食は不要、と分かりましたが、これで絶食検査だったら車内で暴れていたかもしれません・・・(^^ゞ))
今度は達観に至ったからか車窓も静かに眺めることができました。
受付の方に笑顔で「お帰りなさい」と言われて無事検査を受けることができました。
4回目の車窓は日も短く暗くなっていたので、夜景を見て帰ることになりましたが、まあ無駄な時間を過ごしたもんです。
やっぱり休みでも完全にボケーッとして外出してはいけないですね。
なんか釈然としない休日でした。
あ、無駄な内容のブログにお付き合いいただきありがとうございました。
もしかして私、このブログで皆さんの時間も無駄にした?!