こんばんは。楠山です。
日曜日の夜です。
熱い珈琲と何故か栗まんじゅうを横に置いてブログを書いています。
耳を済ませば、雨が降っているのでしょうか。雨音がします。
そういえば先日、皆さんは大丈夫でしたでしょうか?
私達の病院付近では雹が降りました。
どうやらニュースにもなっていたようです。
皆さんはあの時、何をされていましたか?
私はちょうど病院にいて、集中治療室の患者さんを最後に診て帰ろうかな~と思いながら廊下を歩いていました。
集中治療室に入ると師長も仕事をしていて
「今は帰らない方が良いですよ!凄い雨ですから!」と言ってくれました。
確かに雨が強く窓を叩いているのがよく分かりました。
「着替えているうちに止むでしょう。早く帰りたいし」と患者さん、看護師さんに手を振ってはみたものの、ちょっと気になって外を見てみようと玄関まで歩いて行く途中でいきなり、これまでは強い雨の音だったのですが・・病院が壊れたんじゃない?!って思うような工事中のような音になりました。
何事?と思って見てみると外は普通の雨模様に見えたのですが、とんでもない。
写真でお分かりですか?芝生にボールが転がっているじゃないですか!
良く見てみると大きな雹です。
手に取ってみてみると大きいですよね。
ピンポン球より少し小さいぐらいでしょうか。
後で調べてみると気象庁によると雹の定義は 5mm 以上だそうです。
ま、現場では定義なんて関係ないよ!って事になるのですが、その雹、5mmどころではないですが、ツルツルでとても綺麗な球体でした。
自然のデザインってとても綺麗な時があります(雪とか化学物質の構造式など)。
でもそれが空から降って芝生を転がっているのです。
夜でしたし、ある種怖いけど眼を離せない情景と音でした。
通りかかった眼科の先生と「大きな雹ですね・・」と話しているときに突然気付いたんです。
車はどうなっている?って。
これだけの大きさの物が空から加速度つけて落ちてくるわけですから、無事なわけないです(>_<)。
建物で大きな音がしているのですから、車は推して知るべし。
見に行ってあげたかったですが、できる事は無いですし自分も危ないので、呆然としていました。
腹立つことに意外と短時間で雹は雨に変わり、駐車場に行ったわけですが、その時は暗さもあって車の被害はないように見えました。
「やれやれ・・」と思い家に帰りました。
翌日、ある先生に「大変やったね。へこんでるね」と言われてビックリ!
昼間によく見てみますと確かに色々な所にボールが当たったような跡が見えました。
以前もお話ししたようにおばあちゃんっ子ですので、「物は大切に」、「安物買いの銭失い」をよく言われており、大切に乗っていた車なので、車と同時にちょっと心もへこんでしまいましたが(HCU看護師さんの言い方を借りました)、「ま、事故じゃないし、働いているときの傷だから労災だよね。」と車を慰めておりました。
ただ、駐車場の複数の場所から「あー」とか色々な声が聞こえたので、皆さんヘコみに気付いたのかもしれません。
他の人から話を聞くと、大きくヘコんだり、フロントガラスが割れたり、カーポートの屋根を雹が貫通して割れた、とか色々な話を聞きました。
幸い、雹が当たって怪我をした、という話は聞いていないのが不幸中の幸いでしょうか。
だってあの大きさの物が上から頭に当たったら・・・と想像すると怖いですよ。
最近、色々な所で自然災害を聞きます。
車屋さんによると今回のは雹害(ひょうがい)、っていうそうです。
自然が相手ですからどうしようもないのですが、相手がある事故じゃなくて良かった、と思うしかないですよね。
そういえば、学生時代にアルバイトで貯金してチェロを買いました。
これも大切に使っていてもどうしても傷がつきます。
初めての傷がついた時、悲しくなったことを思い出しました。
でも使っているウチに傷も1つの個性になるんです。
使っている間に出てくる味、みたいなもんですね(慰めにならんかな・・)。
これからはちょっと上を見て歩いてしまいそうです。
皆さんは大丈夫でしたか?最近天気が時々荒れますね。
頭と体調には気をつけてくださいね。