ピックアップ Pickup / Column

こんにちは。最近は朝晩で一瞬だけ涼しさ、秋の香りを感じることがありますね。
いかがお過ごしでしょうか？
先日は学会報告なのか、旅行記なのかよく分からないブログになってしまいました。
メロンソーダにバニラアイス、アレは子供の夢ですよね。
ま、ブログですし笑って許してくださいね。
でも昼のビールは回るわ。

さて、先日のブログで出てきたのですが、到着した日は当院スタッフはおらず1人でしたので、恒例の同期会が行われました。
不思議なことに水曜日であったのですが、他の2人は18時には札幌にいたようでした。
何か0次会もやっておくとのこと。
あれ、不思議と楽しいですよね。
ま、おじさんの趣味かもしれませんが・・・

相手は大学の同期ですので、30年間の知り合いになります。
30年ですから自分の一生涯の約2/3 の知り合いです。
皆さんもそのようなお友達・知人はいると思います。
特に私達の場合は同期が80人しかいないのです。
その80人が色々な進路に分かれていくのですが、そのうちの3人が同じ循環器内科を選択して、更に循環器内科の中でもカテーテルをしている人間です。

循環器内科も様々なキャリアがあります。
その中でも同じ道を歩いている人間はどうしても仲良くなります。
ただ、3人とも歩んできたキャリアは異なります。
大学院卒業まではみんな一緒であったのですが、それぞれ違う道を歩みました。

1人は大学院でしていた研究を続けるために国内留学し、その後カテーテルで全国的に有名な病院で研鑽を積んだ人。
でも酔っ払って電柱とケンカしたことある人。

もう1人はカテーテルで大学院を専攻し、関西圏で有名なカテーテル病院で研鑽した人。
お酒を飲むと赤くなって寝て、みんなが帰ろうとしたときに復活する虎吉。
(でもカラオケや～っていう)

ひょんな事で(これ書くと長くなる)姫路にきて、いつの間にか19年経過した人。
動けなかったのか、動かなかったのか・・・。

以上3名です。
ある時期(30歳代)は余りお互いに連絡を取ることは無かったのですが、ある程度年を重ねてくると同じ業界なので研究会や学会で出会うようになります。
他の2人は勤務先が近かったのでそれなりにつるんでいたようですが、私にとっては久しぶりに同期にあったような感じです。

それ以降、カテーテル関連の学会では日程が合えば一緒に食事をすることも多かったです。
いつもは家に帰る時間を気にするのですが、今回の学会は北海道。
そういう意味では時間を気にせず会うことができますので楽しみにしておりました。

空港からキャリーバッグをゴロゴロ言わせてホテルにチェックインしてお店に合流です。
既に彼らは食べ始めていましたけどね。
で、同期会で何を話すか？
全然仕事の話は出ませんし、何か深刻な話をしているわけではありません。
しかも今や何を話していたのかさえ覚えていないのです。
多分内容の無い話をしていたのでしょう。

ま、学校の同期ってそんなもんですよね。
でもその他愛も無い時間が楽しいのです。
顔見てもお分かりでしょう？
完全に学生時代の飲み会と変わらない顔をしています。

でもちょっと写真を見ると私を含めて年齢を重ねたことは隠せないですよね。
勿論、人間ですから年を重ねる事は悪いことでは無いと思います。
でも、同期会の時はそんな話題はネタとしてしか出てきません。
多分、いつでも初めて会ったときに戻るのでしょう。

病院でも長く一緒に働いている看護師さんと話をしていると初めて会った時の印象がとても強いのです。
不思議なものです。
お互い年を重ねるのに出会った時で頭の中では固定化されてしまうのでしょうね。

年甲斐もなく、お寿司屋さんの大将に聞いたラーメン屋さんで二次会です。
アラフィフにもなって2次会にラーメンとは・・と思ったのですが、札幌まできてラーメンを食べないのはちょっと問題かな、って思い食べてきました。
ビールはサッポロラガー、キリンラガーではなく札幌にはサッポロラガーがありました。
初めて飲んだのですが、非常にビールらしい苦みが美味しいビールでした。
勿論、餃子は当たり前です。ラーメンは味噌。美味しかった。

何時に解散になったのかは分かりませんが、翌日は朝の9時台から学会で仕事でした。
座長が二日酔いで遅刻なんて前代未聞の事故は起こしたくなかったので緊張していたのでしょうか、それとも年を取ったからでしょうか、ちゃんと6時に起きることができました。
シャワーも浴びて綺麗にして出発です。

さて、そんな変わらぬ友情を確認した学会でしたが、以前上司が「楠山君、君が入局した時の自己紹介が載っている同窓会誌あったから送るよ」とそのページをくださいました。

ちょっとその写真と見比べると・・・詐欺やな・・。

ま、同期の友情は変わらないけど、外見は変わり、内面は年を重ねて磨かれるべきですね。
さて、それがどこまでできているか・・・。

押し入れから出てきた昔の写真って・・・ぎょっとしません？
では、皆さんごきげんよう～。
仕事してきま～す。