
こんにちは。お元気ですか?
数年前から実は思っていたのですが、最近の雨の降り方はおかしいですね。
土砂降りです。
秋はシトシトと静かに降って季節を秋にしてくれるはずなのですが・・・。
ニュースを見ていますと最近の秋雨は趣なし、です。
人間を困らせないでほしいですね。
雷も多いですよね。
先日、マンションの他の家の物音かと思ったら雷でした・・。
人間は自然には勝てないよな~と思います。
さて、先日ある会社の方からの依頼で新入社員の方の研修に参加させていただきました。
カテーテルの現場を見学して頂き、その後、皆さんの質問に答える形で議論をさせていただきました。
カテーテル関連の会社ですので、カテーテルに関する質問も出ます。
手術のお話も出ますが、一般的な社会のお話にもなります。
勿論、病院も会社ですのでその部分は医学よりも共通した部分があります。
その時に、自分が仕事で注意していることは「忖度」です。と申し上げました。
少し奇を衒った答えをしたのですが、予想通り相手の方も緊張されながらも少し眼が動きました。
やっぱり議論するときは相手の注意を惹きたいじゃないですか。
あまりやり過ぎると「しつこい」ですが、講義も人の話も同じで少しはスパイスが効いていないといけません。
「忖度」という言葉、最近色々なメディア、社会での使われ方を見ていますと悪い印象を抱かせることが多いように思います。
でも本当にそうなんでしょうか?
例えば私の場合、カテーテルは2人でします。
後輩の手術を手伝うこともあります。
勿論、そこには実地での指導、その先生の手技に対するコメントや指導を行うのが仕事です。また、後輩の先生のやりたいことや苦労しているときの精神状況を含め、感じてサポートすることも大切です。
でもこれって忖度ですよね。手術現場や医療現場だけでなく、一般的にどのような状況でも、特に苦しいときにしてもらえると嬉しいことです。
「相手が喜んでくれるかな~」とか「コレしたらどんな感じで喜んでくれるだろう」と相手を思いながら行動する時はドキドキしません?
当然、初対面の方にそんなことはできません。
皆さんもすぐお分かりのようにその人の好み・嬉しいことが全て分かるわけではありません。
(ま、仕事を上手く手伝ってもらってイヤな思いをされる方は極めて珍しいでしょうが)
「忖度」をしようと思うと、その人のことを興味を持って見る必要があります。
だって、その人のことを理解しないと上手く「忖度」できないですもん。
私は一緒に仕事をして、相手に喜んでもらえることが大切と考えています。
良い仕事をした、とこっそりと自己満足できます。
やり過ぎて自分が疲れないように気をつけないといけないですが、相手のいい顔を見ると充実感を感じます。
ドラマや映画のように「大統領の言葉で忖度して暗殺する」みたいなことは困ります。
「忖度」も使う人間で良いものになるのか悪いものになるのか決まるのでしょう。
ほら、ナイフも犯罪にも使用できますが、リンゴを剥くことにも使えます。
悪いのはナイフじゃなくて人間だ、って言われますもんね。
ふと、その研修会が終わって湯船に浸かっていると久しぶりに「アインザッツ」を思い出しました。
皆さん、御存知ですか?
私はこの言葉にはオーケストラで出会いました。
元々ピアノを少し囓っていたときは独りぼっちだったので、必要なかったのですが、オーケストラになるとみんなで拍を合わせないといけません。
指揮者もいるのですが、演奏者同士で呼吸や身体の動きで拍子を合わせて入るのです。
その呼吸や身体の動きのことです。
経験ある方は御存知かと思いますが、実はオーケストラの舞台も色々な所で意思疎通が行われているのです。
私はチェロをしておりましたので、コンサートマスター/ミストレスと意思疎通をしますが、結構面白いですよ。
相手の癖もありますし、少しいつもよりテンポが速くなっていたら「眼で殺されそうな」コンサートミストレスのアインザッツを見たりもしますし、気持ちよさそうな時は表情もキラキラと美しくみえます。
勿論、自分が首席奏者の時はチェロのメンバーに自分が合図(アインザッツ)を出すこともあります。
単なる拍子の合わせより色々な情報 (感情?) が入っているように思えます。
オーケストラって上品なイメージ、と言われることもありますが、端々に色々人間ドラマもあって面白いですよ。
ああ、そのアインザッツですが・・。
長い休み(30小節ぐらい)の後、演奏を始めるときなんかもアインザッツを出すべきなのですが、首席奏者が数え間違ってアインザッツを出して全員コケる、という災害級の事故も起こることがあります。
そのような状況を「ニセザッツにやられた・・」とか言って、トップ (首席奏者) はその日の飲み会で飲まされることになるのですが・・・
(昔の話ですからね!ただ、音楽好きな人、飲み助が多かったように思います)
アレはアレでそれを事件にして飲んでいただけなので、アマオケの微笑ましい所かもしれません。
もしかしたらオーケストラ時代の経験が人を忖度する能力に磨きをかけてくれたのかもしれません。
個人的には、忖度とは配慮というより相手が思っていないことをサポートする、より積極的な印象ですかね。
となりますと、忖度を効かす関係性は同僚では難しくパートナーでないといけないでしょうね。
文章にしてみると忖度とアインザッツ、似てないかも・・でも何か共通する部分あった様な気がしたんですけどね・・。
久しぶりにオーケストラ時代を思い出したので、ブログにしてみました。
