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緑内障手術について

緑内障手術

当院での緑内障手術件数は年間約 800 件に上り、全ての手術を日帰り、入院どちらでも可能です。 術式は患者の年齢 / 視野 / 病型 / 眼圧を考慮して決定します。

覚えておくべき緑内障手術術後の主な注意点
  • 入浴・洗髪・洗顔・飲酒は翌日からほぼ可能ですが、目をこすらないこと
  • 運転やコンタクトレンズは視力回復後に
  • 眼圧が低い時に力むと大出血する可能性があります
  • うつぶせ寝や下向きの作業 ( 農作業 ) なども最初はできません

緑内障手術の種類と選択基準の詳細な説明は下記画像をクリックしてご参照ください。

代表的な術式と特徴

A.流出路再建術(μフック , iStent, Hydrus, 眼外 LoT)

  1. 前房出血によるかすみ 100%(1~2週間)(全術式)
  2. 縫合糸による違和感(1~2週間)(眼外 Lot)
  3. 縫合部位の軽度充血(6カ月)(眼外 Lot)

B.PreserFlo micro shunt(軽い濾過手術)

  1. A と C の中間程度の効果 / 副作用

C.濾過手術 (トラベクレクトミー /Express)

  1. 視力も眼圧も毎日変動します。一喜一憂しないでください。
  2. 縫合糸による違和感(1 ~ 2 週間)
  3. 眼瞼下垂(60%)、惹起乱視、ピンとのずれ(数カ月で安定)

D.濾過胞再建 /Needling(濾過手術後のリフォーム)

  1. 眼圧も視力も下降(1か月で安定)

E.ロングチューブシャント

  1. 眼圧は 1 か月目で下降、2 カ月目から安定
  2. 縫合糸による違和感(1~2週間)

多重手術眼や難症例にはベスト

詳細な術式選択情報 を知りたい方は 下記画像をクリックして御参照ください。

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