ページトップへ

当院へのアクセス 079-272-8555
三栄会のご紹介
文字サイズ
検索
079-272-8555
アクセス
1日25時間働く循環器内科部長BLOG
Top > 1日25時間働く循環器内科部長BLOG > 人と話すこと

アーカイブ

  1. 2019
  2. 2018
  3. 2017
2019.05.03

人と話すこと

 こんばんは。皆さん、ゴールデンウィークいかがお過ごしでしょうか?ニュースなんかを見ておりますと、新幹線のトラブルや高速道路の渋滞の事が出ていました。渋滞は大変ですよね。大人も子供も疲れちゃいますよね。どうか気をつけて出かけて下さいね。
 私は後半にお休みを頂くことになっています。実はいくつか宿題は有るのですが、家族と少し出かけたり、家でゆっくりしたりでできるかな、と思っています。

 この週末は急に冷えましたね。以前からお話ししているように土曜日は大繁盛しました。1日(25時間、いえ24時間) に緊急入院だけで5人の方が入院されると、流石に主治医もちょっと混乱しますね。どうぞ皆さんお身体にはお気をつけ下さいね。

 さて先日、お話をさせて頂く機会を頂きまして、JR広島病院に行ってきました。呼んで頂いた先生方とは面識はなく初めてお目にかかります。皆さん、私は人見知りしない、と思っていらっしゃる方が多いようですが、そのような事はありません。反対に実は気が小さく、初対面の方とのお話は結構緊張していたりします。

 JR広島病院 三重野先生、寺川先生とは初めてお目にかかります。控室で緊張しておりますと先生方、姫路と御縁があったみたいで、あっと言う間に仲良くお話させて頂きました。共通の話題が見つかるとホッとします。
 実は広島駅に到着した辺りからいつもの「自分がお話しすること、聞いて下さる方に受け入れて貰えるのかな・・・」という漠然たる不安に包まれていたのです。しかし先生方のおかげでどんよりした不安は雲散霧消してしまいました。

 呼んで頂いた会、同じ病院の循環器内科と消化器内科の合同勉強会だったんですね。科内ではカンファレンスをすることで意思疎通は図りますが、同じ病院といえども実臨床で科を越えた議論・意思疎通をすることってないんです。
 循環器内科医が作ったスライドを他科の先生に興味を持って頂けるか、特に気になっていました。

 しかしながら会が始まって、消化器の先生のお話を伺ってみると非常に面白かったです。あっと言う間に時間が経ってしまいました。どうしても医師という仕事は自分の視点からしか見ないので、やっぱり視野狭窄になるのだと思います。
 例えば消化管出血にしても止血する立場の消化器内科医と血液をサラサラにする(出血しやすい) 循環器内科医では見え方が違うのです。言ってみれば、グラスも横から見たらグラスですが、上から見たら丸いです。同じ物でも視点が違えば全く異なって見えますよね。

 「あー、消化器の先生方ってこう考えるんだ・・」と思っていたら、今度は自分の番です。一生懸命お話ししているとふと気付いたんです、「皆さん聞いて下さっている」って。やっぱり消化器の先生方にとっては私のスライドでも興味を持って下さっている。

 有難い話ですよね。会が終わってから会場のすみっこで、消化器内科の先生と自分が疑問に思っていた事柄で議論もできました。その消化器内科の先生も同じ内容で問題意識をお持ちだったようです。科が違っても考えることはいっしょなんだな、と実感した実りある勉強会でした。
 後で聞いたのですが、JR広島病院でも科を越えた勉強会は初めてとのこと、「良かったよ」と言っていただけたのはとても嬉しかったですね。

 ふと考えてみると、日常生活でも仕事でも同じようなことがありますよね。仕事でも意思疎通を取らなければ、心の距離がどんどん遠くなる経験をされたことはないですか?一回遠くなってしまうと更に声をかけにくくなってしまうんですよね。その内、「アイツは何考えているんや?!」なんて事になるわけです。
 さも、勇気を出して一度話してみると「なーんだ」という感じで、なんでこれまで仲良くできなかったんだろ?って思うこともありませんか?

 仕事、プライベート関わらず絶えずコミュニケーションを取ることは非常に重要なことなのかもしれないですね。もしトラブルが起こったとしても、いつも良いコミュニケーションが取れていれば、早い段階で意思疎通したり、「ごめん!」って言うことであっさり問題解決することが、コミュニケーションが取れていない人・部署であるとトラブルの初期消火に失敗していつの間にか大火事!ってことになりますよね。

 別に無理に話しかけろ、とは思いませんが、挨拶や会議の後や一緒にした仕事の後などのちょっとした会話は大切な物だと思います。仕事の後の会話は無駄な物、必要ないと思う方もおいでかもしれませんが、人間と人間が仕事をする以上、「必要な無駄」も必要ですよね。

 その会が終わって循環器内科部長 寺川先生がお食事に誘って下さいました。広島の美味しい料理を教えていただきながら、四方山話をしていますと、なんか冠れん縮性狭心症(良ければ当科HP「主な疾患 狭心症」をご覧下さい) について同僚の河野先生と同じような話をする方だな・・、と思って恐る恐る寺川先生に伺ってみると、実は当科 河野先生をよく御存知でいらっしゃいました。寺川先生、懐かしそうに河野先生のお話をして下さいました(笑)。
どうやら寺川先生と当科河野先生、御縁があったみたいで、まさか寺川先生と初めてお目にかかったのに共通の知り合いがいるとは・・・全く世間は狭いもの、と実感しました。

 真面目な研究会での議論・会話も必要ですが、プライベートのお酒の席だからこそ分かることもあります。

 そういえば研修医時代、病棟ではとても仕事はできるけど、とてもコワかった先輩、「楠山、飲みに行こ」と言われて恐る恐るついて行きましたが、飲み会では面白く、自分の昔の経験を教えて下さった方がおいででした。その時、「人は色々あるんだな」って思ったのを覚えています。それ以降、病棟でもコワくなくなりましたね(ま、仕事をしっかりしていればね)。

  やはり色んな人と色んな状況でお話をしないとだめですね。三重野先生、寺川先生新鮮な研究会に呼んで下さってありがとうございました。とても楽しかったです。姫路でも科を越えた研究会は挑戦してみたいですね。

 今日、ツツジを見ました。小学校の時に帰りに摘んで、根元を吸うと甘い蜜が吸えませんでした?もうそんな時期なんですね。GW後半は寒いとのこと、お身体には気をつけて下さいね。

地域の先生方へ(紹介手順)