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2019.11.15

立食パーティーの振る舞い

 こんばんは。お元気でしょうか?急に寒さが本格的になってきましたね。先日の出張のことが夢のようです。さて、先日のブログで「立食パーティー」と言っておりました。今日はその話。

 皆さん、立食パーティーは御経験ありますか?あのよく映画とかドラマで出てくるヤツですよ。ほら、「007(僕はピアース・ブロスナンが好きです)」なんかはとても格好いいタキシードと雰囲気の良いホテル・美しい女性と三拍子そろっていますよね。あれです。アレ。

 私達の業界でも講演会や研究会の後は質問しきれなかったこと、これよい機会と議論したり質問したりする場があります。こういう時は立食になります。
 さてその立食パーティー、私のデビューは大学4年生の時でした。当時は景気の良い時代ですので学会か何かの大きな会合の立食パーティーで弦楽奏の演奏者としてでした。パーティーが終わり、残った料理をみんなで頂きました。学生ながら「なんて美味しい!チェロして良かった♡」と感激したものです。
 研修医時代は先輩に連れられて研究会でお勉強(?) をして立食パーティーに出ておりました。今思えば貴重な機会だったのでしょうが、当時は会の後の立食が楽しみでもありました。握りたてのお寿司、切り立てのローストビーフ、綺麗な器に盛られた料理・・。素敵でした。研修医一同、一生懸命に食べているときに教授が来て、背広姿ではない同期に「ん?ネクタイが見えないねぇ・・」とプレッシャーをかけておいででした。
 多分、教授も先輩も我々には内容はともかく、研究会の雰囲気は勉強して欲しい、と余り期待されていなかったんでしょうね。
 偉い先生の御挨拶と「乾杯!」が終われば、研修医は寿司・お肉のブースに殺到していましたもんね。人によっては「まんが日本むかしばなし」のてんこ盛りのお茶碗のようにお皿一杯に料理を取ってきて黙々と挑んでいるヤツも居りました・・。

 年月は流れ、我々も年をとり研究会で発表やちゃんと勉強をするようになりますと情報交換会の過ごし方が変わります。最近はお話しさせて頂く機会も頂くようになりました。
 姫路では顔見知りばかりですが、先日のように名古屋や三島とアウェイへ行く途中は自分の話を初めてお目にかかる皆さんに受け入れて貰えるか不安なものです。
 一応、人前で話すのですからそのテーマに関して勉強はしております。でも同時に知らない先生と議論できることも不安と表裏一体の楽しみです。
 ゲストできた人に話が面白くないからってブーイングはしませんよね。せいぜい大学の講義と同じく居眠りぐらいですし、「良かったです」とリップサービスぐらいしますよね。

 ではプレゼンテーションの正直な評価をどのように感じるでしょう?実はその立食での情報交換会です。友人もいないアウェイですから(三島では元上司が居りましたが)、可能性としては独りぼっちになる可能性もあります。

 もし話が面白くなかったら、座長の先生と少しお話ししてそこからは立食パーティーの中で孤独にご飯を食べるという目立たないですが結構淋しい状況に追い込まれます。周りで楽しそうに皆さん話しているのに、黙々と食べているって結構ツラいですよ。
 立食は食べることではなく、歩き回って色々な人とお話しするのが目的です。初対面の人と話題を見つけて盛り上げていくのも大切なスキルです。ジェームズ・ボンドの様にいきなり発砲したり諜報活動を頑張ったりしてはいけないのです(知人間の近況報告はOKです)。

 では逆に講演会が盛り上がって色々な方とお話しできたらどうなるでしょう。これはこれで難しい。まずご飯食べれなくなります・・。勿論、情報交換会も時間がありますので徹夜でやるわけにはいきません。色々な方に声をかけて頂くと美味しそうな料理を前にしてパーティー終了→絶食(アルコールのみ摂取)という状況も生まれます。でもこれって有難いことですよね。興味を持って頂いているのですから。ただお腹は減ります。

 そうです。立食形式のパーティーは非常に立ち回りが難しいのです。先日は有難いことに名古屋の先生方と色んな議論をする事が出来、ホテルに帰るとお腹が減ってしまいました。
 そうなるとここからは大人の時間です。勿論10時過ぎでホテルのレストランは閉まっていますのでバーで独り何かを食べることになります。先日はピザを頂いたのですが、どーして独り用のピザが無いのか。この写真ご覧になっておわかりのようにとても美味しいけど大きい。

 4分の3 まではパクパク行っておりました。お腹も減っていましたしね。30代であれば問題なく完食!でしょうが、流石40代になりますと心は完食を目指しているのですが、身体がついてこない・・(>o<)。  ピアノとコントラバスでジャズを聴きながらピザ・ジントニックで夕食です。患者さんには口が裂けてもこの食生活は言えませんね!!その後はマッカラン12年で夕食は終了です。当院栄養科 I主任はなんと言うであろうか・・。

 でもなぜかマッカランをゆっくり頂いている時、時間はゆっくり流れますし先生方との議論を思い出したり、客観的に物事を考えたりもします。病院での1時間とバーの1時間、同じ1時間なのに全く時間の流れが違います。ゆったりした時間の流れって贅沢ですよね。環境が変わると院内では思いつかなかった考えも浮かぶこともあります。私に取っては大切な時間です。
 翌日は少し胃もたれしましたが、ばっちり朝ご飯は楽しめました。まだ私も若いのでしょうね。まだまだ頑張れそうです。でも人生にも限りがあります。あと20年ちょっとで医師引退(多分定年は当院65歳になっているでしょう)と考えると毎日を大切にしないといけませんよね。

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