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2021.03.01

骨粗鬆症 〜コロナ禍の今私たちにできること〜

 こんにちは! ツカザキ病院整形外科の松村です。

 2回目の緊急事態宣言も解除されましたが、やはりみなさん自粛ということで家にいるということが多くなったのではないでしょうか。
コロナ太りとかいう言葉も使われているようですが、運動不足により体重が増加したり、様々な病気が起きてくる可能性があります。
本日はその中でも骨粗鬆症のお話をしたいと思います。

 骨粗鬆症は簡単に言いますと骨の密度が低下した状態です。一度は耳にしたことがある病気だと思いますが、これがなかなか言いにくいのです!(笑)外来でも何回も説明中に「こつそそーそー」になってしまいますね!(笑)
それはさておき…この病気は年齢と主に罹患率が高くなりますが、特に女性の方、閉経後に女性ホルモンの低下とともに発症率が増加してくるとされております。骨粗鬆症になると、転倒した際に少し手をついただけで骨折してしまう可能性があります。その他、一度骨折すると、再度骨折するリスクが高まり、骨折を繰り返すことで寿命にも影響するとも言われております。

 この骨粗鬆症という病気は症状がないために、気づいたときには大幅に進行している可能性もあります。特に今、コロナ禍で運動不足になり、筋肉量が落ちるので転倒リスクが上がります。また外に出ないことで、日光に当たらなくなり、骨を形成するために必要なビタミンDの働きが低下して骨粗鬆症を起こします。これらの負の要因が重なり、軽微な転倒で骨折を起こすということも考えられます。
 女性の方は特に気をつけて頂きたいので、先ほども言いましたが症状がないためになかなか受診しにくいと思いますが、40歳以上の女性の方は「骨粗鬆症の検査、骨密度を調べて欲しい!」と外来で言ってくだされば簡単に行うことができます。まずは自分の今の状況を知るということは大事かと思います。その上で運動や、食事に気をつけていただければ良いではないかと思います。カルシウム目標摂取量は1日800mg以上です!牛乳コップ1杯200mlで約230mgに相当します。牛乳以外に、小松菜、豆腐などがカルシウムが豊富です。ビタミンDは魚、しいたけ、卵などに豊富です。よく「カルシウムをとれば良いんですよね?」と聞かれることが多いのですがカルシウムはビタミンDの助けがあってこそ効率的に吸収されるので、カルシウムとビタミンDを摂取するようにしましょう。
その他「良いサプリメント等はありますか?」という質問を頂きますが、まずは食事を見直し、その上でサプリメントで補充したりすることを考えてはいかがでしょうか?

 万が一、検査にて骨粗鬆症と診断されても、現在は様々な薬が開発されております。毎日内服することが困難な方へは点滴の薬もあります。まずは検査することからはじめましょう!
 本日は骨粗鬆症に関して簡単にお話させて頂きました。
コロナ禍で何をするのも制限されてきておりますが、まずは日々の食事を見直し、少しでも外に出て太陽の光を浴び、歩く距離を増やすということが大事なのではないでしょうか。
日光浴をすると脳内に「セロトニン」という物質が分泌され、ストレス解消やリラックス効果も期待できますよ!
ではまた!

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