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1日25時間働く循環器内科部長BLOG
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2021.04.21

新緑の季節?

 こんばんは。お元気でしょうか。新年度が始まり既に半月が経ってしまいました。
皆さんの職場でも異動があった時期でしょうか。新しい環境にそろそろ慣れてきた頃でしょうか?それともまだフワフワした感じでしょうか。
 当院でも新しい研修医の先生、新しい看護師さんが入職してきました。実は顔を覚えるのが苦手な私はこの時期が結構苦しい時期です。
 自分が異動した時は全員知らない人ですから名前を覚えるのが大変で後ろから呼びかけることができず、少し追い抜いてから名札を見て呼びかけていました。一方、自分が迎える立場(今年度はコレ)の時は異動してきたわけですからきっと緊張しているはずです。できるだけ名前で呼びたいですよね。頑張るのですが、4月15日現在、自分が主に働く病棟に異動してきた方の名前を自信持って呼ぶことができる人は・・・すいません。「0人」です・・・。

 医者も卒後5年目ぐらいまではある程度異動がありました。異動した直後って緊張しますよ。何となく自分の能力がどれぐらいかを見られているような気がしますし、人柄も探られているのを感じます。特に異動して初めてのカテーテル検査・病棟での処置は緊張しますよ。1ヶ月ぐらいは今思えば逆流性食道炎による咳をしていたように思います。

 当時は自分だけがそんなに緊張しているのか、と思っていましたが、同期で人付き合いが上手で明るいヤツに聞いても緊張するとのこと、どうやら転勤・入職というものは結局みんな緊張するものの様ですよ。

 当科は5人の先生が新しく配属されました。勿論、その中には1年目の研修医の先生もいますし、内科専門医を目指して他院から出向して研修されている4年目の先生もいますし、循環器を専門にしていく4年目の先生、更に1年目に当科で研修したにも関わらず、何をとち狂ったのかもう一度当科で研修したいという危篤、いや奇特な2年目の研修医の先生もおります。

 実は1,2,4年目の先生が同時に当科で仕事をしている状況は初めてです。でもコレって悪くないですよ。4月になるまでは4人で仕事をしておりましたが急に人数が増えて Flesh な活気が出てきたように思います。若い先生方で議論していたり、上の先生が下の先生に教えていたりと早くも良い関係を築いているようです。

 でも5年目までの医者の1年は大きい物ですね。1年目の先生は一生懸命小さなノートにメモを取って患者さんとお話ししていても緊張が身体からにじみ出ていますが、2年目の先生は自分で考えて回診の後、私と議論して指示を出そうとしています。特に最初の1年って大きいですね。1年間で医者らしくなるものです。
 更に4年目の先生は患者さんとお話ししている姿も十分落ち着いていて信頼できる感じです。では20年を越えた医者は・・・何か自分でできることをみつけないといけないんでしょうね。

 特に1年目の先生、毎日新しい世界を見てびっくりしているようです。「なんか毎日がいっぱいいっぱいです・・」と苦笑いをしながら私に話してくれました。でも大丈夫です。私が1年目の時も指導医の後をついて行くのが精一杯であった時期があります。同じ事を考えているなあ~、と平成12年の春にタイムスリップした感じです。
 新しい知識と経験の濁流に押し流される時期も必要です。ある日気付けばその濁流の中で泳げるようになっている自分に気付きます。ま、今でも時々押し流されることもありますが・・・。

 その新鮮な驚きを忘れずにいてほしいですし、自分が指導する立場になったときにその時の事を思い出してほしい物です。そういえば昨日の当直でその1年目の先生、学生時代との差にちょっぴり自信を失っていたようですが、救急外来でまあまあ難しい点滴を上手に入れていました。
 本人も成功して嬉しそうでしたし、私も彼の顔を見て嬉しかったですね。もしかしたら後輩の先生の成功を喜んであげることができる。ちょっとは私も大人になったのかもしれません。

 今日は家の近くで綺麗な青葉を見つけました。紅葉は時の通り紅いのが絵になりますが、緑も悪くないですね。街の緑が美しい季節になってきました。
土曜日の当直明け(日曜日の朝)は実は大好きです。あの病院を出たときに自由感がたまりません。まずは家の空気の入れ換えをして洗濯でもしようかな。

 

 

 

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